田嶋大樹が8回2失点の力投で7勝目! 12安打の猛攻でオリックスが5連勝【7/31 試合結果】

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 7月31日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第18回戦は、5対2でオリックスが勝利。同一カード3連勝を飾った。

 オリックス先発の田嶋大樹投手は初回、先頭の荻野貴司選手に2号ソロを浴びて先制を許す。2回裏にも、岡大海選手の適時二塁打で1点を失った。しかし、3回裏、4回裏は3者凡退に抑える投球。5回裏には、無死1、2塁とピンチを招いて荻野選手を迎えたが、ここを併殺に仕留めて、無失点で切り抜けた。

 一方の打線は3回表、山足達也選手、福田周平選手の連打で1死1、3塁のチャンスを演出すると、中川圭太選手の適時二塁打で1点を返す。続く吉田正尚選手の内野ゴロの間に同点に追い付くと、敵失策により逆転に成功した。

 5回表には、宗佑磨選手が四球を選び出塁すると、マッカーシー選手が安打で続き2死1、2塁に。ここで紅林弘太郎選手が適時打を放ち、4対2とリードを広げる。攻撃の手を緩めず8回表には、若月健矢選手が2号ソロを放ち、1点を追加した。

 援護をもらった田嶋投手は終盤に入っても、勢いは落ちず。8回裏を無失点に抑え、8回7安打2四球5奪三振2失点で降板。後を託された比嘉幹貴投手は最終9回裏、無死から井上晴哉選手に安打を許すも、後続を断ち切り5対2で試合終了。

 オリックスは、田嶋投手が8回112球7安打5奪三振2四球2失点で7勝目をマーク。序盤こそ失点したものの、以降は調子を上げて攻撃へと流れを呼ぶ粘投を見せた。打線は千葉ロッテ先発の二木康太投手を打ち崩すと、終盤まで攻撃の手を緩めず。5連勝を確実なものとした。

 敗れた千葉ロッテは、先発の二木投手が5回113球9安打5奪三振4四死球4失点の内容。球数もかさみ、2回以降毎イニング走者を得点圏に置く苦しい投球となった。一方の打線は3回以降、田嶋投手を前に好機をつくることができず、カード3連敗を喫した。

  123456789 計
オ 003010010 5
ロ 110000000 2

オ ○田嶋大樹-S比嘉幹貴
ロ ●二木康太-小野郁-ゲレーロ-坂本光士郎-八木彬

文・鈴木優菜
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