【ONE 159】無敗世界王者デ・リダー、元王者ビグダシュとの“新旧王者対決”に「2ラウンドだ」とフィニッシュ予告

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【ONE Championship】

今週の7月22日(金)、世界最大級の格闘技団体・ONEチャンピオンシップ株式会社(以下、ONE)はシンガポール・インドアスタジアムにて『ONE 159: De Ridder vs. Bigdash』を開催。
メインイベントで、ミドル級世界タイトルマッチが行われ、同級王者のライニアー・デ・リダー(オランダ)が、元王者のビタリー・ビグダシュ(ロシア)を挑戦者に迎え、2度目の防衛戦に挑む。

【ONE Championship】

デ・リダーはONEのミドル級、ライトヘビー級の同時2階級制覇王者。世界トップレベルのグラップリングを武器に、プロ戦績15勝無敗というパーフェクトレコード。2本のベルトは、ONEのスター選手で母国ミャンマーの英雄でもあるアウンラ・ンサンから奪取したものだ。

対するビグダシュは元ミドル級王者。キャリア12勝2敗の戦績を誇り、ンサンと凌ぎを削るライバル関係で、前戦となる今年2月にンサンと3度目の対戦。判定勝利を収め、今回のタイトル挑戦権を手にした。

デ・リダーはビグダッシュの戦い方について「彼は自分の時間を上手く使い、スタンド打撃は単発だが手数が多い。精度も高い打撃で、スマートな戦い方だ」とスタンドの打撃を警戒。その一方で「すぐに疲れを見せる」と、スタミナ面に難があることを指摘した。

【ライニアー・デ・リダーのインスタグラムより(@deriddermma)】

理想的な試合展開について尋ねると「2ラウンドだ。彼は1ラウンド終盤で疲れが出てくる。2ラウンドが終わるまでには、彼は私にフィニッシュされるんだ」と自信を見せた。


デ・リダーは今回の試合の前に、なんと、ライバルでもあるンサンと一緒に練習を行っている。ンサンのセコンドが、デリダーと同じオランダ人でその縁があり、ンサンが所属する米国名門ジム、サンフォードMMAにデリダーが出稽古に出向いたのだ。

デ・リダーはンサンと会話をし、ビグダッシュ戦へのアドバイスをいくつかもらったという。果たして、デ・リダーは難なく2度目の防衛戦に成功するのか。ベテランのビグダッシュが番狂わせを起こすか、注目のメインイベントだ。
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