【ONE159】女子アトム級の立ち技はトッドが席巻か、ムエタイ暫定王座戦に「試合後、両手を上げて重いベルトを肩に掛けているのは私」

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【ONE Championship】

今週の7月22日(金)、世界最大級の格闘技団体・ONEチャンピオンシップ株式会社(以下、ONE)はシンガポール・インドアスタジアムにて『ONE 159: De Ridder vs. Bigdash』を開催。
コーメインイベントでは、女子アトム級ムエタイ暫定王座決定戦が行われ、同級キックボクシング王者のジャネット・トッド(米国)と、ONE初参戦のララ・フェルナンデス(スペイン)が激突する。

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トッドはONE参戦以来、スタンプ・フェアテックスなど数々の世界の強豪勢と激闘を繰り返してきた、ONEの立ち技部門のスター選手。

対するフェルナンデスは今回デビュー戦でいきなりの王座戦だが、2つのISKAキックボクシング世界王座に加え、WBCムエタイ世界王者と、このタイトルに相応しい世界トップの実力者だ。

ONEで数々の強豪を撃破してきたトッドだが、油断はなく、相手のフェルナンデスについて「彼女は技術のある素晴らしいファイター。これまでトップレベルの相手と凌ぎを削ってきた。WBCの現役タイトルホルダーでもあるし。相手との打ち合いになった時、蹴りの返しの良さが彼女の強み。とにかく前に出てプレッシャーをかけるのが得意の選手」と分析し、至近距離での強さを警戒する。

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トッドへの取材で、フェルナンデスの弱点について質問した際、戦術に関わるからと明言を避けたが、それは寧ろ、弱点は把握しているということだろう。

それどころか、自身の強みを語り出すと、その戦いの動きにあるとキッパリ。「私は狙った角度で攻撃を当てることができる。そして、コンビネーションで相手の穴を作り出すことが可能。もしその穴が攻撃の直後に出なくても、流れの中でその穴を別のタイミングで出すことができる」と、誰しもが認める、トッドの強みである、その打撃の精度の高さ、流れる様なコンビネーションでゲームコントロールし、相手のミスを誘い出す試合巧さを、この試合でも出すことを宣言した。

試合展開の予想を尋ねると「試合後にベルトを持っている自分の姿を想像している。試合が終わった後、両手を上げて重いベルトを肩に掛けているのは私」と、勝利へのイメージに一つの曇りもない。

そのイメージ通り、トッドは2本目のベルトもその肩にかけるのか。注目だ。
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シンガポール発、アジアで絶大な人気を誇る格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」! 世界トップクラスの選手や日本人注目選手の最新情報をお届けいたします。

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