今年は3年ぶりにフルスケールの真夏の祭典に復活!『Vans US Open of Surfing』

チーム・協会

【© WSL/Morris】

カリフォルニア・ハンティントンビーチを舞台にスケートボード、BMX、ライブなどがミックスチャーされ、観客動員数は約50万人と言われる真夏の祭典『Vans US Open of Surfing』

サーフィンコンテストを象徴するようなこのビッグイベントはコロナ禍で2020年は中止され、2021年には規模を縮小して秋に移動して再開。
メインイベントのCS(チャレンジャー・シリーズ)はグリフィン・コラピント(USA)とケイトリン・シマーズ(USA)の優勝で幕を閉じた。

今年もCSの1イベントとして行われることに変わりはないが、昨年の秋開催から7月30日〜8月7日と通常の真夏に戻してロングボードツアーの第2戦『VANS Duct Tape Invitational』も併催。
その他、コロナ前に開催されていたスケートボード、BMXの競技も復活して9日間に渡る世界最大のアクションスポーツフェスティバル、まさに真夏の祭典として復活!
すでに公式サイトも動き始めている。

テーマは環境

【© Vans US Open of Surfing/Brandon Means】

今年の『Vans US Open of Surfing』のテーマは環境。

それは近年良く耳にするサスティナブルや、SDGsだけではなく、南カリフォルニアの非営利団体が恵まれない地域に住む若者にサーフィンを体験させるプログラムといった人間の環境問題も含まれる。

冠スポンサーであるVANSの長年のスポンサーであるCity Surf Projectを筆頭にStoked Mentoring、Native Like Water、HB Rangers programが協力して『Vans US Open of Surfing』が環境に役立つイベントを目指す。

具体的にはアップサイクルとサステナビリティの精神に基づき、ウェットスーツの無料修理や、環境に優しい素材を使用したシェイピングなどが行われるそうだ。

ちなみにVANSの創設者、スティーブ・ヴァン・ドレンがグリルに立ち、観客に無料のランチを提供する予定もある。

その他、アート、音楽レッスン、映画試写会など『Vans US Open of Surfing』らしい催しが沢山用意されている。

US Open2Xチャンピオンの五十嵐カノアも出場予定

【© WSL/Morris】

現在のシードリストを見ると2017年、2018年に2連覇を達成した五十嵐カノアを始め、イタロ・フェレイラ(BRA)、ディフェンディングチャンピオンのグリフィン・コラピント(USA)、バロン・マミヤ(HAW)、コロへ・アンディーノ(USA)、レイキー・ピーターソン(USA)、キャロライン・マークス(USA)、コートニー・コンローグ(USA)などCT選手も多数参加予定。

『VANS Duct Tape Invitational』はフルメンバーが揃い、かなり濃厚なイベントになることは間違いないだろう。

『Vans US Open of Surfing』については新たな情報が入り次第、お伝えします。

『Vans US Open of Surfing』公式サイト
https://www.vansusopenofsurfing.com/
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