“トップ3”との3連戦ラストとなった今節。セレッソ大阪は、ホームに首位の横浜F・マリノスを迎え、明治安田生命J1リーグ第21節に臨んだ。『CEREVOLUTION』と銘打って実施した今節は、ニッポンハムグループサポーティングマッチとして行われ、試合前には、プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの「ファイターズガール」がスペシャルゲストとして登場。「きつねダンス」も披露されるなど、いつもとは異なる雰囲気の中での試合開始となった。先発は前節の鹿島アントラーズ戦から4人変更。原川力と山中亮輔が復帰し、前節ゴールした加藤陸次樹と、同じく前節アシストした上門知樹が2トップを組んだ。上門にとっては、リーグ戦では加入後初先発となった。開始から前への矢印を強く出してきた横浜FM。6分には、水沼宏太のクロスからレオ セアラに決められたが、ここはオフサイドでノーゴールに。その後も横浜FMにボールを握られたセレッソだったが、[4-4-2]のコンパクトな陣形は崩さず対応。前半は横浜FMに枠内シュートを許さず試合を進めると、31分、ワンチャンスを生かして先制に成功する。横浜FMのCBからボランチに出たパスに対し、上門が体を寄せてカット。素早く加藤へつなぐと、加藤がドリブルで持ち運び、シュート。ペナルティーエリアの外から豪快にネットを揺らした。勢いづくセレッソは、36分、山中がブレ球ミドルでゴールを狙う。38分には、サイドを突破されて危ない場面も迎えたが、奥埜博亮が戻り、クリア。前半を1点リードで折り返すことに成功した。