【BOATRACE】予選トップの深谷知博が王道Vに王手! 下関G2全国ボートレース甲子園
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進入が注目された準優勝戦9Rは、白井英治の前付けに対して前本泰和と菊地孝平まで抵抗し、白井は4コース。進入スタイルは4対2で上野真之介がいい5カドになったが不発。馬場貴也【写真下】がインからしっかり押し切り、最内を的確に差した白井が2着。3着には上野が浮上して3連単の1-6-3は3530円の13番人気。
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優勝戦のメンバーと組み合わせは次の通り。
<下関 最終日 12R 優勝戦>
1枠 深谷 知博(施行者希望・静岡)
2枠 馬場 貴也(近畿代表・滋賀)
3枠 佐藤 翼(埼玉代表)
4枠 新田 雄史(三重代表)
5枠 瓜生 正義(福岡代表)
6枠 白井 英治(山口代表)
佐藤翼を除く5人がいずれもSG戦覇者という豪華メンバーが勝ち上がった。誰が勝ってもボートレース甲子園は初制覇となるが、優勝に最も近いのは予選トップから優勝戦も1号艇を手にした深谷知博。進入に動きがある顔ぶれになったので、油断はできないが、「足は日を追うごとに良くなっている」とパワー面での不安はない。
今年G1戦2勝、G2戦1勝と絶好調の馬場貴也は京都出身の滋賀支部だが、今回は和歌山に選出基準に入る選手がいなかったため、同地区の近畿枠からの出場。和歌山のピンチヒッターともいえる。馬場は下関との相性が抜群で「地元のびわこよりも好き」というほど。「準優ではタイムに赤い色(トップタイム)が付いていたし、足はいいんだと思う」と感触も上向き。
白井英治の前付けを入れて、得意の3コースにする作戦があるかもしれない。
準優10Rの勝ち方が鮮やかだった佐藤翼が一番のダークホースか。「試運転以上にレースで良くなってくれる」と完全なレース向きの仕上がり。こちらも白井英治とのコースの兼ね合いは微妙ではあるが、カドに持ち出すなら伸び寄りの調整にするかもしれない。
地元で意地の優出となった白井英治は準優同様、6号艇という試練に加えて、パワー面でも強調できる部分がない。ただ、「優勝するにはもうひと足欲しいのでセット交換をする」と聞き流せないコメントが出ている。一発勝負の大整備で気配が激変するかもしれないので、展示気配には注目だ。
新田雄史と瓜生正義は白井英治の動き次第で5、6コースになってしまうが、ともに展開をとらえるパワーとさばきはある。舟券の対象から簡単に外せない。
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