セレッソ大阪【J1リーグ第21節 C大阪vs. 横浜FM】“トップ3”との3連戦ラスト。首位を相手に勇猛果敢に戦い、開幕戦からの成長を示す勝利を目指す

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【CEREZO OSAKA】

川崎フロンターレ、鹿島アントラーズと続いた“トップ3”との3連戦。そのラストとなる今節。セレッソ大阪は、ホームに戻り、6連勝で首位を走る横浜F・マリノスと激突する。まさに真夏の大一番。目標の3位以内へ、さらには、その先の優勝争いへ加わっていくために、何としても勝利を掴みたい一戦だ。

鹿島のホームに乗り込んだ前節。セレッソは、2度のリードを守り切れず、3-3の引き分けに終わった。上位からの連勝は惜しくもあと一歩で逃したが、1-2の状況から一度は3-2にひっくり返すなど、粘り強い戦いを披露。同点ゴールを決めた加藤陸次樹、一時は逆転となる3点目を決めたジェアン パトリッキ、その得点をアシストした上門知樹と、途中出場の選手の活躍がチームにもたらした影響は大きく、この試合ではキャプテンマークを巻いてプレーした奥埜博亮も、「チームとして、これからさらにいい競争が生まれていくと思います」と前向きに振り返った。試合後に勝点1の受け止めを問われた小菊昭雄監督も、「試合の流れ的には勝ち切りたかったゲームではあるのですが」と前置きしつつ、「次の横浜FM戦につなげていける勝点1になったと思います」と力強く語った。

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1勝1分で迎えた3連戦のラスト。相手の横浜FMは、前節もサンフレッチェ広島に3-0で勝利するなど、その勢いはとどまることを知らない。セレッソとしても、横浜FMと対峙した開幕戦では、その攻撃力に後半は圧倒され、瞬く間に2点を奪われた。まさにその強さを、身を持って体感した格好となったが、それでも試合終了間際にCKから同点に追い付き、敵地で勝点1を獲得した。今節も勝利するチャンスは必ずある。ここ数年、“ハイライン・ハイプレス”を志向する横浜FMに対し、セレッソもシンプルに背後を突く攻撃で得点を重ねてきた。特にホームでは、2011年の敗戦を最後に6勝2分と負けなし。直近では3連勝中と相性の良さも光る。「相手のストロング、ウィークは、逆に分かりやすい部分もある。準備はしっかりできた」と指揮官も今節に向けて自信を覗かせた。

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今節、クラブは『CEREVOLUTION』と銘打った夏の一大イベントを実施する。プロ野球チーム北海道日本ハムファイターズの「ファイターズガール」がスペシャルゲストとして登場し、試合前には、話題沸騰中の「きつねダンス」を披露するなど様々な企画も用意されている。そうした「夏祭り」を最高潮に盛り上げるのは勝利しかない。『CEREVOLUTION』には、「REVOLUTION=変革」と「EVOLUTION=進化」の言葉が入っており、セレッソ大阪の象徴でもある狼のように、「覚醒し、強く進化していく」という思いが込められている。「横浜FMとの開幕戦を振り返ると、かなり押し込まれて、結果は2-2だったのですが、内容的には圧倒されたゲームでした。あの試合では、少し相手をリスペクトし過ぎて、ゴールを守る守備の時間が多かったと思います。明日は、今まで大切にしてきた、ボールを奪いにいく、積極的にゴールを奪いにいく、そうしたアグレッシブなサッカーを展開したい」と小菊監督も試合へ向けた意気込みを話す。首位チームを迎え撃つ今節。勇猛果敢に戦い、開幕戦から成長した姿をピッチで表現したい。
(文=小田尚史)

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