第4回ボートレース甲子園 完全試合の槇原寛己さんがパーフェクトを目指す5日目

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【(C)BOATRACE 菊地孝平】

下関で開催中のG2第4回全国ボートレース甲子園は、きょう9日が5日目、9Rから11Rで準優勝戦が行われる。
厳しい予選競走を勝ち抜いた18名が激突するが、きのうの後半11Rで強まくりをみせた菊地孝平【写真2枚とも】の戦いぶりは圧巻だった。5号艇ながら、少しでも自力でレースできる3コースを選択。コンマ06の鋭発スタートを繰り出したのだ。

【(C)BOATRACE 菊地孝平】

「行けるか微妙だったんですが、行ってしまいました…」と、確信があったわけではないようだったが、“思い切り”が好結果につながっている。

「舟足ははじめからいい感じで、特に行き足とかがいいですね。回り足はまあまあ…。ただ、あまりいいターンができていないので、言ったら叱られてしまうかも…。微調整程度でいきます」と率直に話している。

菊地孝平という人物の勝負強さは、判断が早く迷いがないこと、たとえ失敗に終わっても後を引かないところにあると言っていい。
平均コンマ10(最近1年間の平均スタートタイミング)という驚異的な踏み込みの背景でもある。

【(C)BOATRACE】

参戦する準優9Rは4号艇。枠なりの4コースが想定される(上図参照)。
予選6走を06・09・12・03・12・06とし、今大会平均08のスタート力を駆使したカド戦である。
2号艇の前本泰和や3号艇の上野真之介とは、シリーズ平均で3分の1艇身以上のスタート差があるだけにまくりだけでなく、まくり差しもありそうだ。

【(C)BOATRACE】

そんなシリーズ5日目を伝える公式YouTubeがきょうも配信される。ゲストは元プロ野球投手の槇原寛己さん。
1983年に新人王に輝いたほか、1994年には対広島戦で完全試合を達成しているレジェンドはジャイアンツのエースだった。
加えて、かの「バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発」被弾投手としても伝説を残している。
プロは勝つことだけが仕事ではない。話題性は欠かせない素養である。

自慢しない話しぶりやありのままのトークは今も人気。きょう、どんな予想が飛び出すのか楽しみである。
ボートレース公式YouTubeは18時スタートの予定…。
9・10・11Rと「センター3連発」予想はあるだろうか。
9R4号艇が菊地孝平だけに注目してしまう。
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