KMSKデインズ プレシーズンマッチ ユニオン戦 試合結果

KMSKデインズ
チーム・協会

【(C) KMSK Deinze】

KMSKデインズ(以下デインズ)が昨年1部王者のユニオン・サン=ジロワーズ(以下ユニオン)をダコタアリーナに迎えた2022-23シーズン初のプレシーズンマッチは、ユニオンMFバルト・ニューコープの得点で0-1でデインズの敗戦となった。

新加入選手や新スタッフのお披露目となったこの試合のスターティングイレブンとして、白石尚久新監督はさっそく5人の新加入選手全員(FWコネ、MFモヒータ、DFシューマンス、GKミラス、MFカルセラ・ゴンザレス)に加え、MFフレイザー、MFヘンドリックス、FWダンソコ、DFファンスターンキステ、DFブロンデレ、DFフアカラをピッチに送り出した。

試合は両チームとも白熱した立ち上がりに。MFセルヒオ・モヒータが守りと攻めの両面において存在感を発揮したが、デインズにおいてはまだその技術が最大限に機能せず。彼が今週合流したばかりであることを考えれば、致し方ない部分はあろう。前半のデインズ唯一のビッグチャンスはギニア人FWダンソコで、単独でゴールキーパーのピラードに迫ったが、ゴールを割ることはできなかった。

一方のユニオンも脅威を与えた。攻撃ではFWラザレが新加入GKミラスに何本かシュートを放ったが、ゴールを奪うには至らず。また、スピードのあるMFジアーニが何度もゴールに向かっていこうとするが、こちらも大きなチャンスには繋がらず。一方守備ではDFシュエルマンとブロンデルがデインズの攻撃をうまく封じ込めた。

【(C) KMSK Deinze】

0-0で折り返したハーフタイムに両チームとも選手を大幅に変更。デインズのGKはミラスに代わりエリン。守備陣では、ドイツ人コンビのウィンケとプリチネンコがCB、アルメナラとヤンセンスがSBとして出場。前半クロスバーを襲う危ないシーンがありつつも無失点でしのいでいたデインズだが、後半はよりユニオンに攻め込まれる展開に。デインズはカウンターを中心に応戦。

今シーズンの始動から既に2週間が経っているユニオンに対し、デインズは今週からトレーニングを始めたばかり。後半10分が経過した辺りから、そういったコンディションの差が少しずつピッチに現れる。

そしてついに試合終了の20分前、MFニューコープが駆け上がり、最後はGKエリンをかわしてゴールを割られ、そのまま試合終了。残念ながら2022-23シーズンに向けた昨年王者との初戦は黒星となったが、次戦は7月8日 (金) にKVオーステンデと対戦する予定だ。
出場選手

前半:ナチョ・ミラス、ヤネス・ファンスターンキステ、シバ・ブロンデレ、ケネス・シューマンス、ナタン・フアカラ、リアム・フレイザー、ガエタン・ヘンドリックス、ママドゥ・コネ、セルヒオ・モヒータ、カルセラ・ゴンサレス、バフォデ・ダンソコ

後半:ネイサン・エリン、クリストフ・ヤンセンス、デニス・プリチネンコ、ダヴィド・ウィンケ、ゴンサロ・アルメナラ、バブバカル・モファット、ジハード・ビジマナ、アレッシオ・スターレンス、アシュラフ・エル・ブシャタウイ、クルト・アブラハムス(→ルソー・ド・ポーター)、ディラン・デ・ベルデル
★試合の映像は公式Facebookにてご覧いただけます
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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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