ネーションズリーグ 早大バレー部の大塚が2試合でスタメン出場

チーム・協会

【共同通信】

フランス戦でチームトップ15得点 スロベニア戦は13得点

文・五十嵐香音(学生スタッフ・政治経済学部2年)
早稲田大学バレーボール部に所属する大塚逹宣(スポーツ科学部4年)と、同部OBの村山豪(2021年卒・ジェイテクトSTINGS)が、日本代表メンバーとしてバレーボールの国際大会「ネーションズリーグ」のフランス戦・スロベニア戦に臨みました。

フランス戦

強敵・イタリアに勝利を挙げた翌日、東京五輪金メダルのフランスとの連戦となりました。龍神NIPPONは石川祐希、西田有志らを温存し、メンバーを入れ替えて臨みました。大塚は普段OHですが、この日はOPとしてスタメン出場。村山も途中出場で、サーブポイントを含む3得点を獲得しました。第2セットでは、村山が滑り込んでつないだボールを大塚が決めきり、16ー15と一歩前に出ました。得意のバックアタックがさく裂し、リベロからも得点を奪います。接戦の末セットカウント0ー3(22ー25、25ー27、16ー25)で敗戦しましたが、大塚はチームトップの15得点を挙げました。

スロベニア戦

スロベニア戦では、大塚が石川の対角としてOHでスタメン出場しました。第2セット18ー14の場面では、レシーブ後すぐに助走に入り、スパイクを決めました。13得点を挙げたほか、安定したレセプションで守備にも貢献しました。龍神NIPPONはセットカウント3ー1(25ー21、22ー25、25ー18、25ー19)で勝利し、ネーションズリーグ全体の勝敗を6勝2敗としました。7月6日からは大阪ラウンドでホームゲームに臨みます。

コメント(TBS Twitterより)

大塚達宜(スポーツ科学部4年)

ーー試合を振り返って一言お願いします
 今日の試合ではアウトサイドヒッターとしてスタートから出させてもらって、自分の役割は最低限果たすことができたのではないかなと思いますが、まだまだ個人的には詰められるところもあると思います。チームとしても2セット目勝てるところを落としてしまった部分はあったので、そういう意味では反省点もたくさん見つかった試合でした。良いところと悪いところが両方出た試合だったと思います。

ーー強豪に次々勝利しています。フィリピンラウンドの3勝1敗という成績についてはいかがですか
 このラウンドで3勝できたということは自分たちにとって自信にもなるので、次の大阪大会やその先の大会につながっていくとても良い一週間だったと思います。

ーー次の大阪ラウンドに向けて意気込みをお願いします
 大阪ラウンドでは自分たちのホームで試合ができるので、たくさんのお客さんの前で試合ができる喜びを感じながら、1戦1戦チーム一丸となって戦っていきたいと思います。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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