【BOATRACE】池田浩二が上平真二との激戦制し8年半ぶりSG10冠! 唐津グランドチャンピオン

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 ボートレース唐津(佐賀県唐津市)の「SG第32回グランドチャンピオン」(優勝賞金3300万円)は26日、最終12Rで優勝戦が行われ、池田浩二(愛知支部44歳)【写真3枚】が上平真二との接戦を制し、2013年12月の住之江グランプリ以来、8年半ぶりで歴代5位タイとなる通算10回目のSG戦制覇を成し遂げた。グラチャンはSG戦初制覇だった2003年6月丸亀大会以来、実に19年ぶり2回目の優勝。

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 注目の進入はスタート展示と同様に赤岩善生が動くも4コースまで。中野次郎と柳沢一がダッシュに引いて、進入スタイルは4対2。スタートはほぼ横一線。スロー4艇もそこまで深い起こしにはならず、イン池田浩二が先マイに持ち込んだ。上平真二が差し、山口剛がまくり差しのハンドル。山口はターン出口で上平と接触、いい角度で入りかけたが、ここで横流れして後退。バックストレッチは逃げた池田と差した上平の一騎打ちになった。

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 ウイリーターンの威力もあり、バック半ばまで池田浩二が2艇身近くリードしていたが、そこからの上平真二の伸びがすごく、「パッと見たら上平さんがいたのでびっくりした」という位置関係。迎えた1周2マークは池田も先マイを諦めて、上平を回しての差し。しかし、それでも上平は離れないので、「(道中は)ひやひやしながら走っていた」と苦笑い混じりのレースになった。上平は2着惜敗。3着は赤岩善生が柳沢一に競り勝ち、3連単の1-2-6は1250円で3番人気の本命決着。

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 今節の池田浩二は5号艇で登場した初日12Rのドリーム戦を、見事なまくり差しで1着。この時点で「いけるんじゃないかな」と手応えをつかんだという。2日目も1、2着と好走してシリーズリーダーに名乗りを上げると、そのまま得点率トップを譲ることなく、ゴルフで言えば全日首位のままの完全優勝。過去9回のSG戦優勝の時もほぼそうだったが、今回もシリーズ序盤から「優勝するぞオーラ」を出し続け、その通りの結果を残した。

 この優勝で今年の獲得賞金は5699万円となり、ランキングも原田幸哉、遠藤エミ、馬場貴也に続く4位へと浮上。「(11月中旬まで)G1戦は走れないけど、このまま賞金を積み上げて(グランプリ開催場の)大村に乗り込みたい」と決意を語った。

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