今井達也が約2カ月ぶりの実戦登板…… 二軍の注目シーンをチェック

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 6月21日から6月26日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ11試合、ウエスタン・リーグ2試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップしてお届けする。

イースタン・リーグ

 6月25日の北海道日本ハム対巨人の一戦からは、今川優馬選手・上野響平選手の中継プレーをピックアップ。4回表2死1塁の場面で、菊田拡和選手に左中間への二塁打を浴びるも、左翼手・今川選手から送球を受けた遊撃手・上野選手が素早くホームへ返球し、1塁走者の生還を阻止した。なお、今川選手はこの日3安打1本塁打1打点と打撃でも存在感を示している。

 21日に行われた試合では、東北楽天のドラフト3位ルーキー・前田銀治選手が値千金の一打を放った。0対0で迎えた5回裏1死1塁から、試合の均衡を破る左中間への適時三塁打をマーク。結局これが決勝点となり、千葉ロッテとの接戦をものにした。

 埼玉西武・今井達也投手は24日に実戦復帰。8回からマウンドに上がり、2イニングを1安打1四球3奪三振無失点に抑えた。今井投手は開幕直前に右内転筋の張りのため戦線離脱、4月19日のイースタンの試合では先発で復帰したものの左足首を捻挫。約2カ月ぶりとなる実戦となったが、完全復活に向けて好発進を切った。

 千葉ロッテのルーキー・池田来翔選手は、23日の東北楽天戦で待望の公式戦初ホームランを記録した。2点ビハインドの6回表に相手先発・王彦程投手の5球目を捉えると、打球は高々と舞い上がりレフト方向へ。力強い一発でチームをもり立てた。

ウエスタン・リーグ

 オリックスは24日、2回表に3四球で無死満塁の好機を得ると、平野大和選手の犠飛で3塁走者・佐野如一選手がホームイン。その後は福岡ソフトバンクの投手陣に抑え込まれたが、先発・中村勝投手が前回登板に続き、5回4安打4四球10奪三振無失点と粘投。リリーフの4投手もそれぞれ無失点でつなぎ、この1点を守り切った。

 福岡ソフトバンク・黒瀬健太選手は45打数15安打5本塁打と好成績を残している。26日のオリックス戦では、先制を許した直後の2回裏にバックスクリーン直撃の逆転ホームラン。今季で7年目を迎える大型内野手が持ち味のパンチ力を見せつけた。

文・高橋優奈
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