【BOATRACE】池田浩二が8年半ぶり10回目SG制覇に王手! 唐津SGグランドチャンピオン
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5日目は引き続き強めの向かい風だったが、風速は5メートル前後にまで弱まったことで安定板は外された。向かい風の方がインが強いのが唐津の特徴でもあり、9Rで岩瀬裕亮が2着に敗れるまで、1Rから8Rまでインが8連勝という強さ。こうなると逆に準優1号艇の選手には余計なプレッシャーがかかってしまうのか…。
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準優最後の12Rはほぼ横一線のスリット。カドの磯部誠も伸びて行くことはなく、池田浩二【冒頭の写真】がイン逃げで圧勝。3コースからまくり差した中野次郎もすんなり2着を確保。3着は2マークで磯部誠が浮上し、3連単の1-3-4は870円(1番人気)と順当に収まった。
優勝戦のメンバーは次の通り。
<唐津 最終日 12R 優勝戦>
1枠 池田 浩二(愛知支部)SG戦9勝
2枠 上平 真二(広島支部)SG戦0勝
3枠 山口 剛(広島支部)SG戦1勝
4枠 中野 次郎(東京支部)SG戦0勝
5枠 柳沢 一(愛知支部)SG戦1勝
6枠 赤岩 善生(愛知支部)SG戦1勝
ポールポジションの1号艇を手にした池田浩二は2013年12月住之江グランプリ以来、実に8年半ぶり通算10回目のSG戦制覇のチャンスを迎えた。この間、SG優勝戦には13回乗っており、2020年12月平和島グランプリシリーズ戦では1号艇だったが優勝を逃しており、今度こそ逃げ切るか。今年は2月のG1優勝戦でFを切ったペナルティーで、11月中旬までG1、G2戦を走れないハンデを背負っているが、ここを勝てば一気に賞金4位となり、グランプリ出場濃厚となる。
上平真二と中野次郎はSG戦初優勝をかけての戦い。上平は同じ2号艇から4月の三国マスターズチャンピオンを制覇しており、パワー面でも池田浩二に負けていない。中野は池田と同じくG1優勝戦Fのペナルティーで一般戦かSG戦しか走れない状況だが、この後のオーシャンカップとメモリアルには不参加となっており、一発勝負でグランプリ出場を狙いたい気持ちだろう。
山口剛、柳沢一、赤岩善生(グランプリシリーズ)はいずれもすでにSG戦タイトルを手にしている。優勝戦の最大のポイントは言うまでもなく、赤岩善生が進入でどこまで動いて、誰がカドに持ち出すかになる。カド候補は山口剛か中野次郎のどちらかが濃厚だが、池田浩二が深い起こしになるのかどうかにも注目だ。
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