WBA世界ライトフライ級チャンピオンになったばかり 京口紘人選手がグラチャン緊急参戦!

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SG第32回グランドチャンピオンは、きょう25日が5日目。からつの終盤3個レースは準優勝戦だ。
シリーズリーダーの池田浩二を筆頭に、上平真二・秦英悟が1号艇に構えている。
レース展開予想の主軸である。

“SGの中のSG”と称される大会ゆえ、今どの地区に勢いがあるのかを知る手がかりとなるのがグランドチャンピオン。
準優18名を整理すると次のとおりとなる。

関東地区(久田敏之・中野次郎・秋山直之・毒島誠)
東海地区(池田浩二・柳沢一・赤岩善生・磯部誠・菊地孝平)
近畿地区(秦英悟・石野貴之・萩原秀人)
四国地区(なし)
中国地区(上平真二・茅原悠紀・山口剛・辻栄蔵)
九州地区(羽野直也・瓜生正義)

“西高東低”などといわれたのは過去の話。
東海地区を含む東日本勢が奮闘している。

一方、登録選手最大の226名を数える福岡支部を含めた九州地区はやや調子を落としている感がある。
そもそも今大会参戦の九州地区レーサーは7名(準優進出2名のほか、原田幸哉・岡崎恭裕・前田翔太・篠崎仁志・途中帰郷の篠崎元志)。近況、原田幸哉の活躍は光るが趨勢(すうせい)の主役という感じではない。

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その九州地区の顔といえば、やはり瓜生正義【写真すぐ上】。
昨年2021年のグランプリをはじめ、SG11冠の“正義のヒーロー”である。
懐深い人柄とキレイで巧みなレースをもって、ボートレース界の第一人者ということができるが、今シリーズは「乗りこなせていない…」と操縦面とレース内容に不満を感じているようだ。

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また、準優10R2号艇の羽野直也【写真すぐ上と冒頭の写真】も「レース足はいい」と評価しつつも、4日目の舟足について「調整ミス。重かったです」と振り返っている。

つまり、ふたりとも課題を残して5日目を迎えているが、瓜生正義には“経験と実績”が、羽野直也には“即応性と勢い”がある。
とりわけ、羽野直也は昨年9月の徳山ヤングダービーを制してからギアチェンジした印象。
今年3月には若松周年記念を制しG1V3としている。加えて、7月からの来期適用勝率7.69は自己最高である。
支部の先輩のほとんどが、「羽野は差しがうまい」と語るように、鋭角旋回で展開をとらえてくるタイプだけに2号艇はうってつけとみることもできる。期待したい。

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そんな戦いの数々を伝えるYouTubeライブがきょうも配信される。
ゲストはボクシングの京口紘人選手。
今月11日(日本時間)、メキシコで行われたWBA世界ライトフライ級タイトルマッチで、エステバン・ベルムデス(メキシコ)に8回TKO勝ち。4度目の防衛に成功したばかりだ。
打ち合いとなった試合について、「素晴らしいタフなファイターを相手にしっかりKOで勝てたことをすごく誇りに思う」と語っている。
配信は14時スタートの予定。どんな舟券パンチが飛び出すか…。興味深い。
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