女子レーサーも対等!SG優勝レーサーも参戦
その象徴が女子レーサーである。
過去の参戦メンバーは次のとおりだ。
第1回浜名湖…藤崎小百合(鹿児島県代表)
遠藤エミ(滋賀県代表)
今井美亜(富山県代表)
第2回三国……岩崎芳美(熊本県代表)
遠藤エミ(滋賀県代表)
第3回丸亀……藤崎小百合(鹿児島県代表)
平山智加(香川県代表)
平高奈菜(愛媛県代表)
そして今大会は5名が名を連ねている。過去最多である。
第4回下関……岩崎芳美(熊本県代表)
藤崎小百合(鹿児島県代表)
平山智加(香川県代表)
平高奈菜(愛媛県代表)
遠藤エミ(滋賀県代表)
3月の大村・ボートレースクラシックで女子初のSGタイトルを手にしているからだ。
「自分よりも自分を信じてくれるファンの皆さまがいる…」と感謝を胸に、スピード感と力感あふれる競走で観る者を圧倒するだろう。
「私は全然物欲がないタイプなんですが、唯一ファンの皆さんがアッと言ってくれるようなレースをしたいという欲はあります」と語るところに勝負強さの秘密が隠されている。
SGレーサーが集う戦いはまさに平高奈菜にうってつけである。
その最初は2013年1月。尼崎G1で男子レーサーを従えインから逃げて栄冠を獲得したのだ。
さらに、同年12月の第2回クイーンズクライマックス(芦屋)も取って女子レーサー№1の座に輝いている。
そして、一昨年8月の多摩川レディースチャンピオンは涙の優勝だった。それまでの苦労を想い、またファンへの感謝があふれ出た大会だった。
この大会3回目の藤崎小百合の持ち味は、ものおじしない平常心。慌てたり動揺したりすることがなく、それがそのままレース力となっている。
モーター調整力も秀逸。行き足を中心にレース展開力のある状態をキープできるのだ。
ベテラン岩崎芳美は経験を重ねてなお若々しい。最後まで絶対にあきらめない敢闘精神はアスリートの鑑といっていいだろう。どんな苦境にあってもモーターを良化させてくるのだ。魂のこもった競走は、そうしたプロセスから貫かれている。
今大会参戦女子レーサーへの期待は計り知れない。
過去のボートレース甲子園を振り返ると、優勝戦進出した女子は平高奈菜(前の大会の優勝戦6着)のみだが、予選や一般戦では女子レーサーが多数活躍しているのだ。
注目は上で述べた、平山&平高の香川支部ヒラヒラコンビ”。枠番に関係なく上位に絡むシーンを作り出している。
第4回G2全国ボートレース甲子園は7月5日(火)に開幕する。
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