セレッソ大阪【天皇杯 3回戦 C大阪vs. 仙台】再スタートの一戦。直近の敗戦から立て直し、天皇杯ラウンド16進出を目指す

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【CEREZO OSAKA】

明治安田生命J1リーグ第17節・サンフレッチェ広島戦から中3日。舞台を天皇杯に移し、セレッソ大阪はベガルタ仙台との3回戦に臨む。会場は仙台のホーム、ユアテックスタジアム仙台。時間は19時キックオフとなる。

直近の広島戦こそ逆転負けを喫したセレッソだが、それまでは公式戦6連勝を達成。積み上げてきた力は確実に浸透しており、チームとして、選手個々として、自信を深めている。そうした手応えをさらに伸ばしていくためにも、仕切り直しとなる明日の試合は勝利のみが求められる。「今年の大きな目標である3つ目の星を刻む、再びアジアの舞台へ、ということを考えても、明日は必ず勝たないといけない試合」と小菊昭雄監督も語気を強める。3-1で勝利した関西大学との天皇杯2回戦では、後半、好セーブでチームを救った清水圭介も、「守る時は全員で粘り強く守り、攻撃では複数の選手が絡み、チャンスをモノにする。そうしたサッカーはできている」と現在のチームについて語り、「ブレずに再スタートしたい。最後まで集中してプレーしたい」と明日の一戦へ向けた意気込みを述べた。

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リーグ戦に挟まれた日程。多少の選手の入れ替えも予想されるが、「競争に勝ち抜いたメンバーで臨みたい」と指揮官も話すように、一戦必勝のトーナメント戦に万全を期して挑む。

対戦相手の仙台は、過去に幾多の名勝負を繰り広げてきた“ライバル”でもあり、近年では、20年に山田寛人が期限付き移籍、今季は中島元彦が育成型期限付き移籍するなど、セレッソとの縁も深いクラブ。今季はJ2を戦い、ここまで12勝4分6敗の3位に位置している。1年でのJ1復帰はもちろん、この天皇杯でも飛躍を期しており、セレッソとしても気が抜けない相手だ。中島は契約上、この試合に出場はできないが、今季の仙台には、19年、20年にセレッソでプレーしたレアンドロ デサバトも在籍している。直近のリーグ戦でプレーしているだけに出場は不透明だが、メンバー入りとなれば、対戦は初となる。「個人でもクオリティーの高い選手が多く、バランスの取れた、いいチーム」(小菊監督)である仙台。セレッソとしては、早い時間に先制点を取って試合を優位に進めることができた2回戦と同様、「受けに回らず、自分たちから積極的にプレスをかけて、高い位置で奪って先制点を狙っていきたい」(清水)。

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第97回大会以来の優勝を目指す今大会。その頂点に近づくラウンド16進出を果たすためにも、直近のリーグ戦での敗戦を払拭し、再スタートを図るためにも、勝利で飾りたい。
(文=小田尚史)
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