唐津グランドチャンピオンあす21日開幕 参戦最年長の今垣光太郎が活躍期す!

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SG第32回グランドチャンピオンがあす21日、開催を迎える。
ボートレース唐津でグランドチャンピオンが開催されるのは21年ぶり3回目。前回大会(2001年)は植木通彦さんが上瀧和則とのデッドヒートを制したが、何より女子レーサー寺田千恵が初めてSG優勝戦の1号艇となり話題を呼んだシリーズだった。

1999年の前々回大会は大嶋一也さんが2コースから差してSG初優勝。歴戦の雄として名を馳せつつなかなか頂点を取れずにいたが、「減量などで苦しい思いをしたし、悔しいこともたくさんあったが、勝つときはこういうもの…」と勝負の不思議をしみじみ語っている。
唐津は数々の物語を残している水面である。

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その唐津にSG競走がやってきた。2010年11月のチャレンジカップ以来である。
そのチャレンジカップで栄光を手にしたのは今垣光太郎【写真2枚とも】。今シリーズに最年長レーサーとして名を連ねている。
ちなみに、同じ1969年生まれの松井繁より誕生日が約2カ月早い。登録番号だけでなく正真正銘の“兄貴”なのだ。

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SG9冠、G1V29の鬼才はとにかく勝負に徹する姿勢が抜きんでている。
“ファンの期待に勝つことで応えたい”と背中で語り、「選手に嫌われてもいい」と口にしたこともある。
レースに常道を設けないのも特徴で、十八番だった3カドはいつしか戦法の常識になりつつある。
間違いなく時代を切り開いてきた人物である。

その今垣光太郎が今節引いたモーターとボートはともに数字がなく劣勢が予想されるが、これまで数々の困難から逃げなかった人物である。
自分の流儀でモーター全体の状態を把握し、分解確認し、整備調整を施し、いい状態に近づけてくることだろう。
名だたる“整備の鬼”の面目躍如といきたいところだ。初日は6Rの6枠に組まれている。

ちなみに、ボートレース唐津のコース別1着率(2021年4月1日〜2022年4月30日)は下の円グラフの通り。全国平均とほぼ変わらない。
つまり、スタンダード予想が成り立つレース場であることを覚えておきたい。

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