パ・リーグで唯一交流戦勝ち越しを決めるなど注目を集める千葉ロッテマリーンズが６月１７日から再び始まるレギュラーシーズンに挑む。最初の相手は札幌ドームでの北海道日本ハムファイターズ戦。今季はここまで２勝４敗と負け越している相手だけになんとしても３連戦勝ち越しを決めたい。

　先陣を任されるのは二木康太投手だ。今季は２試合に先発をして１勝１敗で防御率０．６９と抜群の安定感を誇る。この日、空路、札幌入りした二木は「こういう形で自分にチャンスが回ってきたので、しっかりやってきたことを試合で出せるように全力で頑張ります。チームは今調子が良いと思うのでその流れに乗れるように、チームの勝利に貢献できるピッチングをしたいと思います」と鼻息は荒い。

　最大９あった借金も現在は４。最大１３・５ゲームあった首位の東北楽天ゴールデンイーグルスとのゲーム差は７・５で３位の埼玉西武ライオンズとは、わずか１ゲーム。２０２２年のチームスローガンを「頂点を、つかむ。」に定め、首位獲りを目指す千葉ロッテマリーンズはまずは昨年の開幕投手二木でファイターズを撃破する。