<重賞レース分析>東京ダービーは、主要な前哨戦の上位馬が中心!

東京シティ競馬
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【第67回優勝馬:アランバローズ号】

6月8日(水)に東京シティ競馬(大井競馬場)で第68回 東京ダービー(SI)が実施される。東京大賞典と並び大井の重賞で最も長い歴史を誇る東京ダービーは、羽田盃に続く南関東3歳クラシック三冠レースの第二関門として南関東屈指の若駒たちがしのぎを削る。
ここでは東京ダービー過去10年の結果から、レースの傾向を分析する。

<レース情報>
第68回 東京ダービー(SI)
日程:2022年6月8日(水)20:10発走
距離:2,000m

第67回優勝馬:アランバローズ号 【東京シティ競馬】

■上位人気馬はそれなりに堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[6-4-5-15](3着内率50.0%)、4〜10番人気の馬は[4-4-5-57](3着内率18.6%)、11番人気以下の馬は[0-2-0-51](3着内率3.8%)となっている。伏兵の台頭も珍しくないレースだが、まずは前評判の高い馬に注目したい。

■近年は「船橋」「川崎」勢が好成績

【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-2-17](3着内率19.0%)、「船橋」の馬は[5-4-3-41](3着内率22.6%)、「大井」の馬は[3-4-5-45](3着内率21.1%)、「川崎」の馬は[1-1-0-20](3着内率9.1%)となっている。ただし、第65回(令和元年)以降の過去3年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-1-8](3着内率11.1%)、「船橋」の馬は[2-2-1-10](3着内率33.3%)、「大井」の馬は[0-0-1-14](3着内率6.7%)、「川崎」の馬は[1-1-0-5](3着内率28.6%)である。ごく近年に限れば「船橋」所属馬や「川崎」所属馬が優勢だ。

■内寄りの枠に入った馬はやや不振

【馬番別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

 馬番別成績を見ると、1〜7番の馬は[2-3-3-61](3着内率11.6%)、8〜16番の馬は[8-7-7-62](3着内率26.2%)となっている。内寄りの枠に入った馬はやや評価を下げるべきだろう。

■大敗直後の馬は割り引きが必要

【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の着順別成績を見ると、7着以内の馬は[9-10-10-94](3着内率23.6%)、8着以下の馬は[1-0-0-29](3着内率3.3%)となっている。前走の着順が8着以下だったにもかかわらず3着以内となったのは、第65回(令和元年)1着のヒカリオーソのみである。大敗直後の馬は上位に食い込む可能性が低いと見ておきたい。

■前走が1,700〜1,800mのレースだった馬に注目

【前走の距離別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

前走の距離別成績を見ると、1,600m以下の馬は[1-0-0-16](3着内率5.9%)、1,600m超1,870m未満の馬は[9-8-10-96](3着内率22.0%)、1,870m以上の馬は[0-2-0-11](3着内率15.4%)となっている。なお、第63回(平成29年)以降の過去5年における3着以内馬15頭は、いずれも前走の距離が「1,700m」か「1,800m」である。1,700〜1,800mのレースを経由してきた馬が中心と言えそうだ。

■“羽田盃”の上位馬は信頼できる

【“羽田盃”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

 “羽田盃”における着順別成績を見ると、2着以内の馬は[3-2-4-10](3着内率47.4%)、3〜7着の馬は[4-4-4-26](3着内率31.6%)、8着以下の馬は[0-0-0-23](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[3-4-2-64](3着内率12.3%)となっている。なお、第63回(平成29年)以降の過去5年に限ると、2着以内の馬は[2-2-1-4](3着内率55.6%)、3〜7着の馬は[1-1-3-14](3着内率26.3%)、8着以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-2-1-33](3着内率13.2%)である。 “羽田盃”の上位馬は高く評価すべきだろう。

■“京浜盃”における着順も重要

【“京浜盃”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

 “京浜盃”における着順別成績を見ると、5着以内の馬は[4-3-8-18](3着内率45.5%)、6着以下の馬は[3-0-0-32](3着内率8.6%)、「不出走」の馬は[3-7-2-73](3着内率14.1%)となっている。 “羽田盃”だけでなく、その前哨戦である“京浜盃”における着順もチェックしておきたい。

■“全日本2歳優駿”で善戦した馬は見逃せない

【“全日本2歳優駿”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】

 “全日本2歳優駿”における着順別成績を見ると、8着以内の馬は[6-3-4-8](3着内率61.9%)、9着以下・中止の馬は[1-0-0-11](3着内率8.3%)、「不出走」の馬は[3-7-6-104](3着内率13.3%)となっている。なお、第63回(平成29年)以降の過去5年に限ると、8着以内の馬は[4-1-2-3](3着内率70.0%)、9着以下の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[1-4-3-54](3着内率12.9%)である。JpnIの“全日本2歳優駿”で善戦した経験のある馬は有力と見て良さそうだ。


TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。

<伊吹雅也>
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著者プロフィール

東京シティ競馬

東京都心部(品川区)にある大井競馬場は「東京シティ競馬(TCK)」の愛称で1950年の開場以来、都心のレジャースポットとして長年にわたり親しまれています。1986年に日本で初めて実施したナイター競馬「トゥインクルレース」は、東京のみならず、インターネット投票や無料のライブ中継などにより日本全国のナイトライフのレジャーとして受け入れられています。2011年に東京大賞典の国際GⅠ格付けを取得、2021年に世界唯一となる左右両回りコースを導入するなど強い馬づくりのために様々な先進的取組みを展開しております。

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