【BOATRACE】準優で逃げた白井英治が優勝戦1枠 平高奈菜が女子SG優勝二番槍 宮島オールスター
激戦を極めたシリーズは、10〜12Rで準優勝戦が展開された。午後に入り、ホーム向かい気味の風が2〜4メートルほど吹く中、準優10Rは村松修二が【写真下】SG3回目の出場で初優出を果たした。進入は枠なりの3対3。イン村松、2コース前本泰和の地元コンビが、ともにコンマ11のトップスタートを決めた。村松は冷静に先マイを果たし押し切った。一方で2、3着争いはもつれた。差した前本に対して瓜生正義、石野貴之があの手この手で絡んだ。前本は懸命に瓜生をさばいて粘ったが、3周1マークの外マイがやや流れた。そこを石野貴之が小回りして浮上。最終バックで内有利に運び、最終2マークは先取り。逆転の2着をつかんだ。前本は惜しくも3着だった。
勝ち抜いた6人により、最終日12Rで優勝戦が行われる。枠番、メンバーは次の通り。
<宮島 最終日 12R 優勝戦>
1枠 白井 英治(山口支部)
2枠 村松 修二(広島支部)
3枠 原田 幸哉(長崎支部)
4枠 石野 貴之(大阪支部)
5枠 篠崎 元志(福岡支部)
6枠 平高 奈菜(香川支部)
白井英治に1枠が転がり込んだ。準優でピストンリング3本交換があったように、気配面は決して良くない。目立たない中、そつのない走りは、さすがの豪腕を発揮してきた。2018年徳山グランドチャンピオン以来、3回目のSG制覇へ、最後もイン先制を狙う。
ただ、センター勢が不気味だ。準優のまくりが素晴らしかった原田幸哉は気配も十分。再び強気のスリット攻勢でチャンスをうかがう。また、4枠石野貴之もパワー面は問題なく、原田の攻めを見て差し場を突くか、自ら果敢にまくって奮闘する。
また、6枠平高奈菜の存在も無視できない。準優は展示タイムが6秒60で準優メンバー最速をマークし、チルト0度のセッティングにも合っていた。大外枠でも気配的には引けを取らない。今年は3月大村SGクラシックで、遠藤エミが史上初の女子SG優勝を果たした。オールスターで平高が続くか。史上2人目の女子SG優勝を狙う。
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