和田毅は交流戦最多の27勝目を挙げられるか【5/29 パ見どころ】

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 5月29日に「日本生命セ・パ交流戦2022」6試合が行われる。「パーソル パ・リーグTV」では、パ・リーグ主催の全6試合を配信予定。

和田毅は交流戦最多の27勝目を挙げられるか

 PayPayドームでは13時から、福岡ソフトバンクと広島の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク(パ・2位)対広島(セ・3位)2勝0敗

【福岡ソフトバンク】和田毅投手 5試合1勝1敗、防御率2.08
【広島】アンダーソン投手 3試合2勝0敗、防御率2.41

 福岡ソフトバンクは、前回登板で今季初白星を飾った和田毅投手が先発のマウンドへ。本試合で勝利投手となれば交流戦最多の27勝目となり、日米通算150勝の記録も達成する。11年ぶりの広島との対戦で、記念すべき1勝を挙げられるか。

 打線では渡邉陸選手に期待したい。前日の試合で初のスタメン出場を果たし、記念すべきプロ初安打は点差を広げる3ランとなった。次の打席でもホームランを放つなど、3安打2本塁打5打点の大活躍。本試合でも安打を量産し、チームの勝利に貢献したいところだ。

2年目・根本悠楓がプロ初勝利を目指す。打線では万波中正に注目

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 札幌ドームでは14時から、北海道日本ハムと巨人の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】北海道日本ハム(パ・6位)対巨人(セ・2位)1勝1敗

【北海道日本ハム】根本悠楓投手 2試合0勝1敗、防御率1.93
【巨人】横川凱投手 2試合0勝1敗、防御率3.38(昨季成績)

 北海道日本ハムの先発は2年目の根本悠楓投手。プロ初先発となった4月1日のオリックス戦では、3.2回4安打4四球2奪三振1失点と制球に苦しんだ。この登板では安定感のある投球で、プロ初勝利を目指す。

 野手陣では万波中正選手に期待。27日の試合では、失点につながる後逸に涙を流したが、自慢の強肩で幾度もチームを救ってきた。走攻守それぞれで躍動し、勝利に貢献したい。

エース・則本昂大で連敗ストップなるか。対左打率.375を誇る辰己涼介にも注目

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 楽天生命パーク宮城では13時から、東北楽天と東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天(パ・1位)対東京ヤクルト(セ・1位)0勝2敗

【東北楽天】則本昂大投手 5試合2勝2敗、防御率3.26
【東京ヤクルト】石川雅規投手 5試合2勝2敗、防御率3.25

 東北楽天の先発は則本昂大投手。前回登板のオリックス戦では6回8安打4奪三振2四球6失点と苦しんだものの、それまでの3試合はすべて1失点以内に抑えるなど安定感を発揮していた。直近4試合で32得点と絶好調な東京ヤクルト打線だが、持ち味の気迫のこもった投球で封じ込めることはできるか。

 打線では、辰己涼介選手に注目。前試合では2安打、5月25日の阪神戦では一発を放つなど存在感を見せている。また今季は、左投手を相手に56打数21安打、打率.375と得意にしている。東京ヤクルトの先発・石川雅規投手に対しても、広角に打ち分けチームを勝利に導きたいところだ。

エンスは初対決の横浜DeNA打線を封じ込められるか。オグレディの一発にも期待

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 ベルーナドームでは13時から、埼玉西武と横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】埼玉西武(パ・3位)対横浜DeNA(セ・5位)1勝1敗

【埼玉西武】エンス投手 7試合3勝2敗、防御率2.11
【横浜DeNA】京山将弥投手 16試合2勝7敗、防御率4.97(昨季成績)

 埼玉西武の先発はエンス投手。前回登板した5月22日の北海道日本ハム戦では、7回81球3安打無失点の好投で白星を挙げた。自身初の交流戦、そして初対決となる横浜DeNAの打線を封じ込められるか。

 打線ではオグレディ選手に注目。前日の試合では復帰後初となる4号先制2ランを放ち、チームの勝利に貢献。本試合でも持ち味の打力を発揮し、打線の起爆剤となりたいところだ。

千葉ロッテはロメロで連敗ストップへ 前日3安打の安田尚憲に期待

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 ZOZOマリンスタジアムでは14時から、千葉ロッテと阪神の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ(パ5位)対阪神(セ6位)0勝2敗

【千葉ロッテ】ロメロ投手 8試合2勝4敗、防御率3.00
【阪神】伊藤将司投手 3試合1勝1敗、防御率2.22

 千葉ロッテはロメロ投手が先発予定。4月22日以来白星から遠ざかっているものの、5月22日の前回登板では粘投し、6回3失点と試合をつくった。阪神打線の勢いを止める投球で、連敗中のチームに勝利を呼び込むことができるか注目だ。

 一方の打線は、安田尚憲選手に注目。前日の試合では3安打の活躍で、打線をけん引した。自身の一軍定着に向け、そして同一カード3連敗を阻止するためにも、得点力不足に悩むチームを救う活躍をみせたい。

宮城大弥で連敗ストップへ。伏見寅威の攻守にわたる活躍にも期待

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 京セラドーム大阪では13時から、オリックスと中日の「日本生命セ・パ交流戦2022」第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】オリックス(パ・4位)対中日(セ・4位)0勝2敗

【オリックス】宮城大弥投手 8試合3勝2敗、防御率4.21
【中日】柳裕也投手 8試合4勝2敗、防御率2.59

 オリックスの先発は、自身3連勝中の宮城大弥投手。昨季の交流戦では3戦2勝1敗、防御率3.00という成績だった。中日とはプロ初対戦となるが、勢いそのままに好投を続け、チームの連敗を止めたい。

 一方の打線では、宮城投手をリードする伏見寅威選手に注目。前試合では第1打席に安打を放つと、第3打席にはチャンスを拡大する犠打を成功させた。この試合でも攻守にわたる活躍に期待だ。
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