【琉球vs宇都宮】史上初の東西決戦! 栄光をつかむのは果たしてどちらか

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■琉球ゴールデンキングス vs 宇都宮ブレックス(@東京体育館)

第1戦:5月28日12時 第2戦:5月29日16時5分
第3戦:5月31日19時5分(※第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ第3戦を開催)

 Bリーグの頂上決戦は、5大会目で初の東西対決が実現。東京体育館でトロフィーを掲げるのは琉球ゴールデンキングスか、それとも宇都宮ブレックスか。

 両者がポストシーズンで相まみえるのは、「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」が初。レギュラーシーズンでは琉球がアウェーで2戦連続の逆転勝利を収めているが、この結果は「全く関係ない」と桶谷大ヘッドコーチは気を引き締める。

 ライバルたちと死闘を繰り広げた直近4試合を振り返ると、両チームともに高いディフェンス力を発揮し、平均ターンオーバーも琉球が「11」、宇都宮に至っては「8.2」と質の高い試合を披露。攻撃では今村佳太、比江島慎が平均17得点を超える数字を残しており、両エースによるマッチアップは必見だ。

 一方、気がかりなのはジャック・クーリーと遠藤祐亮の状態。クーリーは直近2試合で合計5リバウンドに留まり、遠藤はセミファイナル第2戦で左足を痛め、最終盤はコートを退いている。どちらもリーグ優勝へ不可欠な存在だけに、両選手の復調を待ちたい。

 ワイルドカードから破竹の勢いで勝ち上がってきた宇都宮との対戦へ向け、「挑戦権を得た」と桶谷HCが言えば、2年連続のファイナル進出を決めた安齋竜三HCも「今シーズンはチャレンジャーなので、挑戦していくという気持ちしかない」と意気込む。

 リーグ屈指の結束力と守備力を誇る者同士の戦いは、終始拮抗した展開が予想される。均衡を破るためには、やはりファン・ブースターの後押しが必要だ。ともに戦い、栄光をつかみ取りたい。琉球が勝てばBリーグとなって初の制覇。宇都宮が勝てばB.LEAGUE初年度以来2度目の戴冠となる。

文=小沼克年

■ロスター

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
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