二刀流表明の上原健太が「2番・投手」で出場か【5/25 パ見どころ】

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 5月25日に「日本生命セ・パ交流戦」6試合が行われる。「パーソル パ・リーグTV」では、巨人対オリックス戦と阪神対東北楽天戦の2試合を配信予定。

北海道日本ハムは二刀流表明の上原健太が先発。18年に本塁打の「打」でも活躍なるか

 18時から、神宮球場で東京ヤクルトと北海道日本ハムの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】東京ヤクルト(セ・1位)対北海道日本ハム(パ・6位)1勝0敗

【東京ヤクルト】スアレス投手 6試合2勝1敗、防御率3.22(ファーム成績)
【北海道日本ハム】上原健太投手 13試合0勝0敗、防御率2.35

 
 北海道日本ハムは上原健太投手が先発予定。今季はここまで主に中継ぎとして、13試合で防御率2.35をマークし、今季初めて先発での登板機会が回ってきた。持ち味であるキレのあるボールを武器に、東京ヤクルト打線を封じ込むことはできるか。

 また、「バッター・上原健太」としても注目だ。昨秋から二刀流に挑戦している7年目左腕は、「2番・投手」としての出場が濃厚。2018年の交流戦では豪快な一発も放っており、バッティングにも期待が高まる。二刀流として投打での活躍を見せ、チームを勝利に導きたい。

辛島航が566日ぶりの一軍マウンドへ。チームの連敗を止める好投に期待

東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 18時から、甲子園で阪神と東北楽天の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】阪神(セ・6位)対東北楽天(パ・1位)1勝0敗

【阪神】西純矢投手 3試合2勝0敗、防御率2.05
【東北楽天】辛島航投手 6試合4勝0敗、防御率0.30(二軍成績)

 東北楽天は辛島航投手が先発予定。昨季は手術の影響で一軍登板が無かったため、2020年11月5日のオリックス戦以来、実に566日ぶりのマウンドとなる。今季二軍では、4勝0敗、防御率0.30と圧巻の投球を披露。満を持しての一軍登板となる14年目サウスポーは、持ち味の緩急を駆使するピッチングでチームに勝利を呼び込むことができるか。

 打線は、前試合2安打をマークした辰己涼介選手に注目だ。5月は月間打率.364を誇り、ここまで好調をキープしている。直近4試合で僅か1得点と苦しむ中で、チームを元気づける一打に期待したいところだ。

オグレディ、呉念庭の復帰で獅子おどし打線再来か! 與座海人は自身3連勝を狙う

埼玉西武ライオンズ ・オグレディ選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 18時から、バンテリンドームで中日と埼玉西武の「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】中日(セ・4位)対埼玉西武(パ・3位)0勝1敗

【中日】高橋宏斗投手 5試合2勝2敗、防御率3.58
【埼玉西武】與座海人投手 4試合2勝1敗、防御率1.66

 埼玉西武の先発は與座海人投手。故郷沖縄での凱旋登板となった17日の福岡ソフトバンク戦では、自身最長の8イニングを投げ4安打8奪三振無失点と好投を見せた。連勝中のチームの勢いに乗り、自身3連勝を飾りたい。

 打線では前日に一軍復帰し、スタメン起用で即活躍を見せた呉念庭選手とオグレディ選手に注目。呉選手は4打点、オグレディ選手は3打点と、いきなり打線の中心として活躍している。厚みを増した打線で與座投手を援護したい。

安定感が光る小島和哉は念願の今季初勝利なるか。高部瑛斗ら野手陣の援護にも期待

千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 18時から、マツダスタジアムで広島と千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦が行われる。初戦を勝利で飾った千葉ロッテが連勝を狙う。

【今季対戦成績】広島(セ・3位)対千葉ロッテ(パ・5位)0勝1敗

【広島】遠藤淳志投手 7試合2勝3敗、防御率2.66
【千葉ロッテ】小島和哉投手 7試合0勝4敗、防御率2.72

 千葉ロッテの先発は、小島和哉投手。今季は7試合に先発して5度のQSと安定感抜群の投球を見せているが、勝ち運に恵まれていない。昨季2勝を挙げた交流戦で今季初白星を手にすることができるか。

 一方の打線は、大量安打が出ずとも得点に結び付けられる粘り強さが魅力だ。前日の試合でも5四球を選び、得点へとつなげた。打率・出塁率ともにチームトップのリードオフマン・高部瑛斗選手を中心に持ち味を発揮し、今度こそ小島投手に勝利をプレゼントしたい。

ワゲスパックが来日初勝利を目指し先発。打撃好調の中川圭太の打撃に期待

オリックス・バファローズ ワゲスパック投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 18時から、東京ドームで巨人とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】巨人(セ・2位)対オリックス(パ・4位)1勝0敗

【巨人】山崎伊織投手 6試合2勝1敗、防御率2.76
【オリックス】ワゲスパック投手 4試合0勝3敗、防御率4.79

 オリックスはワゲスパック投手が先発予定。直近2試合では10失点(自責点9)と調子を落としているが、長身から繰り出される直球は球威抜群だ。今試合ではテンポ良く試合を組み立て、来日初勝利をつかみたい。

 打線では、前日の試合で猛打賞を記録した中川圭太選手に注目したい。2019年には打率.386で交流戦首位打者を記録した実績を持つなど、セ・リーグ球団相手に抜群の相性を良さを見せている。今試合でも好調の打撃でヒットを量産し、チームをけん引できるか。

21イニング連続無失点中・東浜巨が先発。鷹の“ジョーカー”牧原大成は連日の活躍なるか

福岡ソフトバンクホークス・東浜巨投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 18時から、横浜スタジアムで横浜DeNAと福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦2022」第2回戦が行われる。

【今季対戦成績】横浜DeNA(セ・5位)対福岡ソフトバンク(パ・2位)1勝0敗

【横浜DeNA】ロメロ投手 8試合3勝3敗、防御率5.26
【福岡ソフトバンク】東浜巨投手 7試合4勝(パ4位)1敗、防御率2.09

 連敗阻止へ、福岡ソフトバンクがマウンドへ送り込むのは東浜巨投手。既に無安打無得点投球を含む4勝を挙げるなど充実したシーズンを送っており、最多勝を獲得した2017年以来となる2桁勝利も視野に入る。現在21イニング連続無失点中だが、こちらの記録がどこまで伸びるかにも注目だ。

 打線では、牧原大成選手に期待だ。昨年同様、内外野の複数ポジションをこなしつつ、前日のマルチ安打で打率も3割台に到達。チームトップタイの5盗塁も決めるなど、藤本博史監督が称した「ジョーカー」の名に違わぬ活躍を見せている。この試合でも与えられた立場でチームの勝利に貢献したい。
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