本年からG3! 葵Sを分析する
【2021/5/29 中京11R 葵ステークス 1着 7番 レイハリア(13番人気)】
1〜3着馬の人気と主な配当
■表1 【1〜3着馬の人気と主な配当】
前走クラス別成績
■表2 【前走クラス別成績】
前走1勝クラス(旧500万条件)からの好走馬
■表3 【前走1勝クラス(旧500万条件)からの好走馬】
前走オープン特別からの好走馬
■表4 【前走オープン特別からの好走馬】
前走重賞からの好走馬
■表5 【前走重賞からの好走馬】
この組は前走8着以内馬が【0.0.0.8】と不振。前走9着以下だった馬が【1.2.1.11】複勝率26.7%で、このうち本競走6番人気以内馬は【1.2.1.4】同50.0%になる。前走で大敗を喫しながら、ここである程度の人気に推されるような馬が狙いだ。これをクリアした馬の中から、芝1200mの成績でふるいにかけるといいだろう。ただ、先にも触れたように重賞組は妙味が薄いため、穴狙いなら1勝クラス組やオープン特別組を優先して買い目に組み入れたい。
以上、重賞昇格後の葵S過去4年の傾向をまとめてみた。3着以内馬12頭すべてに共通するのは、マーガレットSを除く芝1200m戦では4着以下に敗れていないことだが、毎年多くの馬がこの条件をクリアしている。前走クラスに応じその他の条件も組み合わせて判断し、人気の盲点になっている馬がいれば積極的に狙っていきたいレースだ。
文:浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。
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