<国内男子ゴルフ>池田勇太は2差2位後退も「またいっぱいバーディ獲ればいい」

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【スタート前に大魔神さん(左)も加わり談笑。今日も楽しかったですよ!】

■日本初プロとアマが共に回るフォーマット「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」5月19日―22日
取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)東コース6804yd/西コース6544yd/パー70 ▼ 20日・大会2日目

2打差の単独首位から2日目を回った池田勇太は2打差の2位に後退した。

東コースを回ったこの日は、最初に叩いた2番のほか、4番も6番も11番も、「ボギーにしたところは全部、3パットしました」。

前半のアウトコースは特に、ボギーとバーディを繰り返す嫌な展開だったが、「仕方がないのかなあ・・・」と、特に波立つこともなく、状況を受け入れられた。

予選ラウンドは、東のベントと西のコウライグリーンを交互に回る競技形式で、池田は西→東の順にプレー。

「昨日はどっちの順でも一緒だよ、と言ったけど。今日やってみて、東→西のほうがコンディションは良かったかもしれない・・・」と、プレー後にしばし逡巡。

というのも、公平性の観点から、西も東も初日から2日間ともピン位置を変えずに競技が行われる。
もちろん、コースのメンテナンスは完璧に行き届いているとはいっても2日続けて同じ箇所が踏みしめられることになり、より繊細なベントグリーンはその影響が出やすくなるのではないか・・・というのが池田の説明だ。

「東→西のほうが条件はよかったかな?」と序盤はグリーンの変化に少し苦しんだが、原因を把握できれば対処できるし心構えも変えられる。
後半は4つのバーディで挽回し、しっかりと踏みとどまれた。

この日の同伴アマで、元プロ野球の和田一浩さんと谷繁元信さんはかねてより親交があり、以前にも何度かラウンドしたことがある。

スタート前にお2人から「勇太がトップを走っているから、俺たち邪魔しないようにするからね」と、気遣われて首を振り、「そんなこと言わないで! 普通にしてください」と、2日目も楽しい時間を過ごしてきた。

首位と2打差で進む決勝ラウンドは、全員が2日間とも東で優勝を争う。
「今日はボギーが余計だったけど、明日からまたバーディいっぱい獲ればいい」と、すぐに切り替えた。
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