トヨタレッドテリアーズ三輪さくらノーヒットノーランで首位返り咲き
【好投の三輪投手とリードした切石捕手】
ニトリJDリーグ2022第6節宇治ラウンド、トヨタレッドテリアーズ対SGホールディングスギャラクシースターズとの対戦、首位攻防戦となるこの試合でトヨタレッドテリアーズ先発の三輪さくら投手が7回ノーヒットノーランのピッチングで3対0と勝利し自身も今季初勝利をマークした。
好投を見せた三輪は強力SGH打線23人に対し101球4奪三振の力投。
2回に四球、3回に死球を与えたものの、自身の持ち味でもある打たせてとる投球で内野ゴロを中心に相手打者をを翻弄した。
「今日は両親も来ていたしいい所を見せたかった。自分は打たせて取るタイプの投手。味方の守備を信じて切石さんと一人一人丁寧に対峙しました。いい投球ができたら好きなカフェに連れてって貰えると切石さんと約束していたので頑張れました」と語るようにコーナーをつく丁寧な投球と気迫迫るスタイルで大記録を打ち立てた。
試合終了の瞬間には選手たちが三輪の元へ駆け寄り祝福した。茶目っ気たっぷりの三輪はその祝福に笑顔満点で喜び応えた。
今季6度目の登板で1勝目を上げた右腕だが、日本代表候補にも選出されている。
好投を続けていた中で中々勝ち星が着かず前回の対戦ではチームも苦杯を喫していただけにこの試合にかける思いは特別なものがあったに違いない。
そんな中でチーム一丸となり掴んだ勝利は記録以上に主軸として牽引する自信にも繋がっただろう。
自信と実績を積み重ねJDリーグ初代王者へ向けて、三輪さくらとトヨタレッドテリアーズはまだまだ高みを目指す。
ノーヒットノーランピッチングの三輪投手 【トヨタレッドテリアーズ】
堅い守備を見せる鎌田キャプテン 【トヨタレッドテリアーズ】
ショートを守る石川選手 【トヨタレッドテリアーズ】
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