【新日本プロレス】BC電撃加入!変貌したジュース・ロビンソンが“本音”激白!

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

5.1福岡PayPayドーム大会で、棚橋弘至のUSヘビー級王座戴冠直後に、リングインして棚橋を急襲し、BULLET CLUBに電撃加入したジュース・ロビンソン。

一部メディアでは引退説も出ていた中でのまさかの転身、5月15日(日)朝8時〜のワシントンDC大会におけるUSヘビー級王座4WAY戦へ向け、いまの心境を激白! さらにジェイ・ホワイト、デビッド・フィンレーとの関係は?

■新日本プロレスワールド LIVE配信(PPV) 『Capital Collision』
2022年5月14日 アメリカ・Entertainment & Sports Arena(ワシントンDC)
●LIVE配信開始:(日本時間)2022年5月15日(日)朝8時 〜
●視聴料金:2,990円(税込)
※日本語実況のみの配信となります。

足手まといだったメンバーをお払い箱にして、ちょうど“空き”ができた。そこでBULLET CLUBと俺の利害が一致したってわけだ。

【新日本プロレスリング株式会社】

――さて、ジュース選手、最近海外のメディアのインタビューの中で引退を仄めかす発言されていました。4月のシカゴ大会がジュース選手にとって、新日本マット最後の試合かのように思われましたが、ここにきて福岡PayPayドームででの電撃的な再登場を果たしました。

ジュース 俺の発言についてここで詳しく説明する気はないが、本音を言うと、引退する気なんてさらさらなかった。

――さらさらなかった!

ジュース インターネットに流れてる情報が全部真実だと信じるバカなファンたちを欺いてやろうと計画的に仕組んだんだ。そしてあのインタビューを実行した。そしたらみんなまんまと騙されたってわけだ。

――『WRESTLING DONTAKU 2022』で、試合後の棚橋選手を襲撃した時の心境は?

ジュース 100パーセントの満足感があったな。福岡PayPayドームのリングに上がったと同時に、俺はずっとこの瞬間を待ちわびていたような気がした。2015年に初めてこのリングに上がった時から、ヒロシ・タナハシの顔に張り手を食らわせてやればよかったと感じた。時間はかかったが、ついに行動に移したわけだ。

――なぜBULLET CLUBでないといけなかったんですか?

ジュース タイミングが完璧だったからだ。BULLET CLUBのジュース・ロビンソンがそんなに信じられないか? でも俺はまさに今アイツらが必要としてる人材そのものだろ。足手まといだったメンバーをお払い箱にして、ちょうど“空き”ができた。そこでBULLET CLUBと俺の利害が一致したってわけだ。

―― ジェイ・ホワイト選手とは共に道場時代を過ごした長い付き合いですが、ジェイ選手が凱旋帰国してからは、明かにライバル関係にありましたよね。いま現在、二人の関係はどうなっているのでしょうか?互いの利益のために協力しているのか、それともジェイ選手とはすべてが元通りになった?

ジュース リングの外で俺たちに何があったのか、それを関係のない人間にまで明かす必要はない。ビジネス上の関係だとそう信じたいのなら、そうすればいいさ。俺はレスラーとしてこれまでより上のレベルに行くためにBULLET CLUBを利用させてもらっている。そのことはBULLET CLUBの連中も理解している。それがBULLET CLUBのしての本来の在り方だし、そうやってBULLET CLUBは進化を遂げてきたわけだしな。

フィンレーは足手まといだった。もうお互いのことを気にかけることはないだろうな。

【新日本プロレスリング株式会社】

――結成9年目に突入したBULLET CLUBは、AEW、インパクト、そしてもちろん新日本プロレスと世界中のリングで活躍していますが、現在のプロレス界での立ち位置をどのように見ていますか?

ジュース まずは、俺の口から「BULLET CLUB、ハッピーバースデー」と言わせてくれ。9年目に突入し、10年が見えてきた今だからこそ、もっと盛り上げていきたい。ジェイ・ホワイトはお荷物を片付けて、俺という新たな人材を迎えた。俺の役目はBULLET CLUBがこれからも前に進んでいける“活力”となることだ。俺が加入したことで、BULLET CLUBがプロレス界のてっぺんに立つ未来が見えてきた。

【新日本プロレスリング株式会社】

――BULLET CLUBのリーダーであるジェイ・ホワイト選手の存在をどのように感じていますか?

ジュース BULLET CLUBは過去にプリンス・デヴィット、AJスタイルズ、ケニー・オメガといった選手がリーダーを務めてきたけど、ジェイが歴代最高のリーダーだと思ってる。次の『DOMINION』(6月12日(日)大阪城ホール)でジェイがIWGP世界へビーのベルトを獲って力を証明してくれる。そして俺はUSヘビーのベルトを獲る。そうして、俺たちがすべてのベルトを獲ったら、みんな現在のBULLET CLUBが史上最強だって認めざるを得ないだろう。

――ジュース選手がUSヘビー級のベルトを獲れば、AEWと新日本プロレスの合同興行大会『Forbidden Door』に王者として参戦することになる可能性が高くなりますね。

ジュース 俺はAEWなんて興味すらない。さっさと次の質問に進んでくれ。

――なるほど。ジェイ・ホワイト選手と並び、あなたはデビッド・フィンレー選手も道場時代から長い年月を一緒に過ごしてきましたね。タッグは解消となりましたが、現在のジュース選手とフィンレー選手の仲は? 最近話すことはありましたか?

ジュース フィンレーのことなんて気にもしてないから、アイツと何も話すことはない! デビッド・フィンレーが望むように好きなようにやればいい。俺は俺でジュース・ロビンソンにとって最善の選択をした、と思ってる。その最善の選択の中にアイツは必要なかった。アイツはまるでキッチンに何日も放置されてハエが寄ってくるまで腐ったフルーツのような存在だった。腐った物は捨てるしかないだろ? アイツは足手まといだった。もうお互いのことを気にかけることはないだろうな。

俺はこの4WAYマッチには納得してない! 本当にふざけたルールだ。でもニュージャパンのファンはバカだから喜んでるんだろ?

【新日本プロレスリング株式会社】

――アメリカ・ワシントンDC大会『Capital Collision』でUSヘビー級王座への挑戦が決定しましたね。ウィル・オスプレイ vs ジョン・モクスリー vs 王者・棚橋弘至との4WAYマッチになりますが、どう感じましたか?

ジュース オイ、おまえは俺のことバカだと思ってんのか?

――…………。

ジュース 俺のことをバカだと思ってんの?

――少しもそんな風には思っていませんが……。

ジュース まあ、本当のバカは(4WAYを言い出した)ウィル・オスプレイだ。オスプレイはシンプルな計算すらできないのか? 挑戦者が増えれば増えるだけ、ベルトを獲れる確率は下がるんだぞ! それでもいいというなら、この際5WAYか6WAYにでもしたらどうだ? なんなら100人で競い合ってもいいぞ?

――100WAY戦ですか……。

ジュース とにかく俺はこの4WAYマッチには納得してない! 本当にふざけたルールだ。でもニュージャパンのファンはバカだから喜んでるんだろ?

――ジュース選手の希望はあくまでシングルマッチということですね?

ジュース 残りの3人で3WAY戦でやればいい。そして俺がその勝者を『DOMINION』で片付ける。それが俺の望むシナリオだ。でも4WAYマッチだろうと、シングルマッチだろうと、最後にベルトを獲るのはこの俺だ。もちろん、そうなるに決まってる!

――挑戦者の一人であるジョン・モクスリー選手とも長い間抗争を繰り広げてきました。

ジュース 俺はこのベルトを懸けてモクスリーと1対1で闘いたかった。最後にアイツと闘ったとき、額から血が流れるほどしつこく噛みついてきた。ジョン・モクスリー、俺からお前に言えることがあるとすれば、次のワシントンDCも前と同じやり方で俺を倒せると思ったら大間違いだ! また俺の額に噛みついてくるつもりなら、もっと強い力でかかってこないと俺を倒すことは不可能だぞ!

――ジュース選手の狙いはモクスリー選手ということですか。

ジュース そうだ、モクスリーを倒してAEWのリングに永遠に出れなくしてやる。いや、俺に倒されたあいつが行く先は地獄だ!

タナハシはもう落ち目の年寄りのレスラーだ。ファンの声援に応えることばかりを優先して、身体を酷使してきた結果、もう使い物にならない

【新日本プロレスリング株式会社】

――そうですか……。では……。

ジュース(話を遮って)次はどうせ俺の先輩だったタナハシのことを聞いてくるつもりだったんだろ? たしかにタナハシからはいろんなことを教わった。中でも俺がタナハシから学んだ最大のことは何だと思う?

――何でしょうか?

ジュース それは「俺は死んでもヒロシ・タナハシみたいにはなりたくない」ってことだ。アイツみたいに会社とファンのために身体がボロボロになるまで犠牲を払いたがるヤツが他にいると思うか? タナハシはもうまともに歩くのもやっとだ。そもそもヒザがボロボロなのは、アイツがずっと使ってるハイフライフローのせいなのは明らかだけどな。

――5.1福岡PayPayドームの棚橋 vs 石井のUSヘビー級のタイトルマッチはファンからもとても評価が高い試合でしたが。

ジュース ああ、みんな口を揃えて『すごい試合だった!』って言ってるよな。でも俺には、まるで人生の終盤に差し掛かった疲れた雄ライオン2匹がぶつかり合ってるようにしか見えなかったぜ。タナハシはもう落ち目の年寄りのレスラーだ。ファンの声援に応えることばかりを優先して、身体を酷使してきた結果、もう使い物にならない。この調子だとワシントンDCもベルトを巻いてリングに上がるだけでキツいだろうな。まぁ弱りきったタナハシには、俺たち3人のターゲットになってもらう。

――ウィル・オスプレイもジュース選手のようにヒールに転向しUNITED EMPIREというユニットを立ち上げました。最近のオスプレイ選手の活躍にはジュース選手から見てもリスペクトに値するものがあるのではないでしょうか?

ジュース 俺がウィル・オスプレイをリスペクトしてるかだって?まさか、あんなバカが何をしようが俺には全く関係のないことだ。アイツを“リスペクト”だって……。冗談じゃないぞ!

これからは、自分の利益のためだけに動く。もうファンにコビを売ることはしない。

【新日本プロレスリング株式会社】

――USヘビー級王座戴冠となった上での野望を教えてくれますか? ベルトを懸けて闘いたい相手はいますか?

ジュース ベルトを懸けて闘いたい相手だって? さあな、別に誰だっていい。でもこの場で誰でもいいから名前を出して欲しいのなら、SANADAだ。どうだ、これで満足か。俺にとってベルトはあくまでもゴールを目指す上での踏み台だ。

――ジュース選手が目指す最終的なゴールとは?

ジュース 言わないとわからないか? 俺は金を稼ぐためにリングに上がってる。チャンピオンになれば、もっと金が入ってくる。この先、3年から5年はUSヘビーのベルト防衛し続けて、大金を稼ぐ。それがゴールだ。そしたらもうニュージャパンに用はない。潔くリングを降りる。

――最後に、ジュース・ロビンソン=”The Flamboyant”の代名詞でファンの間でも浸透していましたが、生まれ変わったジュース・ロビンソンとしてどんな姿を見せていきたいですか?

ジュース ”The Flamboyant”と呼ばれていた時代のジュース・ロビンソンは紛れもなくニセモノの姿だった。無理して俺でない別の誰かを演じていただけだ。優しいだけの弱い男だった。じゃあ、いまのジュース・ロビンソンは何なのかって? これがジュース・ロビンソンの本来の姿だ。BULLET CLUBを上に引き上げていく、“ROCK HARD”ジュース・ロビンソンだ。これからは、自分の利益のためだけに動く。もうファンにコビを売ることはしない。俺が欲しいのはファンの声援じゃなく、アイツらが俺に落としてくれる金だ。しっかりと結果を残していく。そのための手段は選ばない!

■新日本プロレスワールド LIVE配信(PPV) 『Capital Collision』
2022年5月14日 アメリカ・Entertainment & Sports Arena(ワシントンDC)
●LIVE配信開始:(日本時間)2022年5月15日(日)朝8時 〜
●視聴料金:2,990円(税込)
※日本語実況のみの配信となります。

■『Capital Collision』
日時:2022年5月14日(土)6時PM開場 7時PM開始 ※アメリカ東部時間(EDT)
会場:Entertainment & Sports Arena(ワシントンDC)
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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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