[RUGGERSコラム] 熱戦!!リーグワン プレーオフ&入替戦 展望
【ラグビーアプリ「RUGGERS」】
GWが終わり、コロナ感染防止による行動制限が緩和された中、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか??
どうも、オニギリです。
今回のオニギリ's eyeは、リーグ戦の日程が終了し、今年のチャンピオンチームを決めるプレーオフと、上位リーグへの入替戦について、オニギリ目線でまさに、オニギリ's eye!!しちゃいます。
どうも、オニギリです。
今回のオニギリ's eyeは、リーグ戦の日程が終了し、今年のチャンピオンチームを決めるプレーオフと、上位リーグへの入替戦について、オニギリ目線でまさに、オニギリ's eye!!しちゃいます。
プレーオフ
まずはプレーオフですが、今回ディビジョン1の上位4チームはこちらになりました。
1. 東京サントリーサンゴリアス
2. 埼玉パナソニックワイルドナイツ
3. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
4. 東芝ブレイブルーパス東京
結果的にトップリーグ最終年である昨年とあまり変わらない顔ぶれとなりました(昨年は、サントリー、パナソニック、クボタ、トヨタ)。チーム力を上げ続けるというのも大変な中、東芝はトップリーグ終了からチーム力が大きく上がったと感じます。
対戦カードは以下の通りです。
*東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京
*埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
まず、東京SG vs BL東京。今シーズン2回対戦しており、第1節は60-46で東京SGが勝ち、第15節は27-3でBL東京が勝ち、1勝1敗となっています。準決勝の舞台でまさしく雌雄を決する戦いとなります。過去、東芝とサントリーは共に上位でぶつかりあってきて、その対戦は歴史を感じます。同じ府中市内にグラウンドを持ち、常にライバル関係であったに違いありません。
今季、東京SGは予想通りの仕上がりでした。昨年はNZ代表の司令塔であるボーデン・バレット選手がいましたが、今季はゴール狙う際にニヤリと笑うダミアン・マッケンジー選手が入れ替わりで加入し、アタッキングラグビーを初戦から見せつけてきました。リーグ戦でも得点力はリーグトップの1試合平均(中止試合除く)44点と、1試合で6トライ以上取っている計算になります。
一方BL東芝は、コロナで中止となった試合が1試合のみで(東京SGは3試合中止)試合数が比較的多い中、徐々にチーム力が上がっていった印象が強くあります。昨年のトップリーグから比べると、激しい東芝が戻ってきたようにも感じます。その激しさ故に、反則数はリーグワンでトップでしたが、リーグ戦1位の東京SGに黒星をつけたのはBL東京でした。
今季もリーチマイケル選手をはじめ、NZ代表経験のあるマット・トッド選手、セタ・タマニバル選手など、激しさを強調される選手が多くいます。
今季1勝1敗同士の両チームが、西のラグビー聖地である花園ラグビー場でプライドをかけた一戦を行うことに、既にオニギリはワクワクが止まりません!!
続いて、埼玉WK vs S東京ベイ。開幕節として国立競技場で行われる予定でしたがコロナの影響により試合が中止となり、リーグ最終節の16節で対戦したときは35-14で埼玉WKが勝利しています。
埼玉WKは今季もDF力が光っています。コロナの影響で2試合が中止・黒星となりましたが、開催された試合では全チーム唯一の負けなし。首位の東京SGにも34-17で勝利しています。また、今シーズンは接戦をものにして勝っているイメージが強くあります。リーグ上位となるペナルティ平均9個という規律の高さが、ここぞでの勝負強さに繋がっているのではないでしょうか。
選手としては今季も堀江翔太選手の存在感が大きく感じます。後半から出場する機会が増えましたが、攻守ともにリンクプレーでは陰ながらチームにアクセントを入れているような存在です。
S東京ベイは、BL東京と同様に激しさのあるチームです。タイトルこそまだ獲ったことがありませんが、実力は着実に上がっており、2年連続でベスト4入りを果たしています。今季も南アフリカ代表のマルコム・マークス選手をはじめ、バーナード・フォーリー選手やライアン・クロッティ選手など世界で活躍してきた選手と、日本代表主将経験のあるピーター・ラピース・ラブスカフニ選手、立川理道選手などFWBK共にバランスの良さを感じます。しかし、シーズン途中はケガ人が増えて苦しい戦いが続きました。
リーグ最終戦で敗れたS東京ベイは、埼玉WKとのリベンジマッチとなるため何かしら秘策を残しているのではないかと、オニギリは楽しみにしている一戦。ワクワクが止まりません!!
1. 東京サントリーサンゴリアス
2. 埼玉パナソニックワイルドナイツ
3. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
4. 東芝ブレイブルーパス東京
結果的にトップリーグ最終年である昨年とあまり変わらない顔ぶれとなりました(昨年は、サントリー、パナソニック、クボタ、トヨタ)。チーム力を上げ続けるというのも大変な中、東芝はトップリーグ終了からチーム力が大きく上がったと感じます。
対戦カードは以下の通りです。
*東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京
*埼玉パナソニックワイルドナイツ vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
まず、東京SG vs BL東京。今シーズン2回対戦しており、第1節は60-46で東京SGが勝ち、第15節は27-3でBL東京が勝ち、1勝1敗となっています。準決勝の舞台でまさしく雌雄を決する戦いとなります。過去、東芝とサントリーは共に上位でぶつかりあってきて、その対戦は歴史を感じます。同じ府中市内にグラウンドを持ち、常にライバル関係であったに違いありません。
今季、東京SGは予想通りの仕上がりでした。昨年はNZ代表の司令塔であるボーデン・バレット選手がいましたが、今季はゴール狙う際にニヤリと笑うダミアン・マッケンジー選手が入れ替わりで加入し、アタッキングラグビーを初戦から見せつけてきました。リーグ戦でも得点力はリーグトップの1試合平均(中止試合除く)44点と、1試合で6トライ以上取っている計算になります。
一方BL東芝は、コロナで中止となった試合が1試合のみで(東京SGは3試合中止)試合数が比較的多い中、徐々にチーム力が上がっていった印象が強くあります。昨年のトップリーグから比べると、激しい東芝が戻ってきたようにも感じます。その激しさ故に、反則数はリーグワンでトップでしたが、リーグ戦1位の東京SGに黒星をつけたのはBL東京でした。
今季もリーチマイケル選手をはじめ、NZ代表経験のあるマット・トッド選手、セタ・タマニバル選手など、激しさを強調される選手が多くいます。
今季1勝1敗同士の両チームが、西のラグビー聖地である花園ラグビー場でプライドをかけた一戦を行うことに、既にオニギリはワクワクが止まりません!!
続いて、埼玉WK vs S東京ベイ。開幕節として国立競技場で行われる予定でしたがコロナの影響により試合が中止となり、リーグ最終節の16節で対戦したときは35-14で埼玉WKが勝利しています。
埼玉WKは今季もDF力が光っています。コロナの影響で2試合が中止・黒星となりましたが、開催された試合では全チーム唯一の負けなし。首位の東京SGにも34-17で勝利しています。また、今シーズンは接戦をものにして勝っているイメージが強くあります。リーグ上位となるペナルティ平均9個という規律の高さが、ここぞでの勝負強さに繋がっているのではないでしょうか。
選手としては今季も堀江翔太選手の存在感が大きく感じます。後半から出場する機会が増えましたが、攻守ともにリンクプレーでは陰ながらチームにアクセントを入れているような存在です。
S東京ベイは、BL東京と同様に激しさのあるチームです。タイトルこそまだ獲ったことがありませんが、実力は着実に上がっており、2年連続でベスト4入りを果たしています。今季も南アフリカ代表のマルコム・マークス選手をはじめ、バーナード・フォーリー選手やライアン・クロッティ選手など世界で活躍してきた選手と、日本代表主将経験のあるピーター・ラピース・ラブスカフニ選手、立川理道選手などFWBK共にバランスの良さを感じます。しかし、シーズン途中はケガ人が増えて苦しい戦いが続きました。
リーグ最終戦で敗れたS東京ベイは、埼玉WKとのリベンジマッチとなるため何かしら秘策を残しているのではないかと、オニギリは楽しみにしている一戦。ワクワクが止まりません!!
入替戦
そして、プレーオフに続いて注目は入替戦です。
ディビジョン1では、NECグリーンロケッツ東葛とNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安が、ディビジョン2との入替戦に臨みます(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪はチーム再編成に伴い再審査)。ディビジョン2からは花園近鉄ライナーズが順位決定戦で1位となりディビジョン1へ自動昇格を果たし、三重ホンダヒートと三菱重工相模原ダイナボアーズが入替戦へ進みました。
入替戦の対戦カードは以下の通りです。
*NECグリーンロケッツ東葛 vs 三重ホンダヒート
*NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ
共に秩父宮と花園で1戦ずつ行われます。
GR東葛は、今季2勝となっていますが、いずれもコロナによる試合中止に伴う勝ち点となっており、試合をしての勝利がありませんでした。接戦はあったものの、勝ちきれずに勝利遠ざかっています。今季は元日本代表の田中史朗選手をはじめ、リーグワン参入に伴って10名以上の新規加入選手がありました。しかしながら、リーグワーストとなる失点の多さで、DFでの連携に苦しんだ様子が窺えます。
SA浦安は、神戸SやBL東京に勝利しているものの、終盤につれてケガ人が増えたことも影響し、勝利を重ねることが出来ませんでした。今季は元スコットランド代表のレイドロー選手に加えて、オテレ・ブラック選手、イズラエル・フォラウ選手なども加入もあり、開幕前は期待されていたものの勝利には繋がりませんでした。
今季の2チームを見ていて感じたのは、経験や実力があってもまとまりがなければ力が発揮されないのがラグビーであり、歯車が噛み合わなければ回らないのだな、、ということです。
そんな2チームに挑戦する、三重Hと相模原DBは、以前トップリーグも経験しており、ディビジョン2でもレベルの高い試合を続けてきたチームです。三重Hには、南アフリカ代表のモスタート選手、相模原DBにはコリン・スレイド選手やマイケル・リトル選手らがおり、ディビジョン1のチームとどのような戦いが繰り広げられるか楽しみです!!
続いて、ディビジョン3からは、豊田自動織機シャトルズ愛知が1位となったため自動昇格を果たしました。2位となった清水建設江東ブルーシャークスが入替戦へ進み、ディビジョン2の6位マツダスカイアクティブズ広島と対戦します。こちらの2チームも、年々力を上げてきており、特に清水建設にはトンガ代表経験のあるシアレ・ピウタウ選手がおり、ディビジョン2昇格に力が入っていそうです。
ディビジョン1では、NECグリーンロケッツ東葛とNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安が、ディビジョン2との入替戦に臨みます(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪はチーム再編成に伴い再審査)。ディビジョン2からは花園近鉄ライナーズが順位決定戦で1位となりディビジョン1へ自動昇格を果たし、三重ホンダヒートと三菱重工相模原ダイナボアーズが入替戦へ進みました。
入替戦の対戦カードは以下の通りです。
*NECグリーンロケッツ東葛 vs 三重ホンダヒート
*NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安 vs 三菱重工相模原ダイナボアーズ
共に秩父宮と花園で1戦ずつ行われます。
GR東葛は、今季2勝となっていますが、いずれもコロナによる試合中止に伴う勝ち点となっており、試合をしての勝利がありませんでした。接戦はあったものの、勝ちきれずに勝利遠ざかっています。今季は元日本代表の田中史朗選手をはじめ、リーグワン参入に伴って10名以上の新規加入選手がありました。しかしながら、リーグワーストとなる失点の多さで、DFでの連携に苦しんだ様子が窺えます。
SA浦安は、神戸SやBL東京に勝利しているものの、終盤につれてケガ人が増えたことも影響し、勝利を重ねることが出来ませんでした。今季は元スコットランド代表のレイドロー選手に加えて、オテレ・ブラック選手、イズラエル・フォラウ選手なども加入もあり、開幕前は期待されていたものの勝利には繋がりませんでした。
今季の2チームを見ていて感じたのは、経験や実力があってもまとまりがなければ力が発揮されないのがラグビーであり、歯車が噛み合わなければ回らないのだな、、ということです。
そんな2チームに挑戦する、三重Hと相模原DBは、以前トップリーグも経験しており、ディビジョン2でもレベルの高い試合を続けてきたチームです。三重Hには、南アフリカ代表のモスタート選手、相模原DBにはコリン・スレイド選手やマイケル・リトル選手らがおり、ディビジョン1のチームとどのような戦いが繰り広げられるか楽しみです!!
続いて、ディビジョン3からは、豊田自動織機シャトルズ愛知が1位となったため自動昇格を果たしました。2位となった清水建設江東ブルーシャークスが入替戦へ進み、ディビジョン2の6位マツダスカイアクティブズ広島と対戦します。こちらの2チームも、年々力を上げてきており、特に清水建設にはトンガ代表経験のあるシアレ・ピウタウ選手がおり、ディビジョン2昇格に力が入っていそうです。
以上がリーグワンプレーオフと入替戦のオニギリ's eyeでした。
最後の1試合までワクワクが止まらないリーグワン。昨年よりもリーグ全体のレベルが上がってきており、これは日本ラグビー界のレベルが上がってきている証拠と言えるのではないでしょうか。
まさに先日、日本代表候補メンバーも発表されましたが、新メンバーもいれば復活したメンバーもいて、7月に行われるフランス戦や、秋に行われるイングランド戦が楽しみで仕方ありません!!
まずは来週行われるリーグワンのプレーオフと入替戦、みなさんぜひ会場、もしくはテレビ観戦して、ラグビーを盛り上げていきましょう!
ワクワクが止まりません!!
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