セビージャに0-0 敵地で勝ち点1を手にする【マジョルカ】

マジョルカ
チーム・協会

【@RCD_Mallorca】

17試合ぶりに出場したGKレイナがスーパーセーブでチームを救う

ラ・リーガ第36節。前節グラナダに2-6で大敗し降格圏に転落した18位マジョルカは、アウェイで3位のセビージャと対戦。

試合はセビージャがボールを握り、マジョルカが守備からのカウンターを狙う構図で始まる。

先にチャンスを迎えたのはセビージャ。9分、コーナーキックからファーでフリーになっていたラファ・ミルが合わせるも、これはサルバ・セビージャが決死のゴールカバーを見せる。さらに、こぼれ球にもGKレイナが素早く反応しゴールを割らせない。

24分にはマジョルカがカウンターからチャンスを作る。中盤でバタグリアがボールを奪取しムリキにパス。長い距離をドリブルで運んだムリキから最後は再びバタグリアがパスを受けコースを狙ったシュートを放つも、これはセビージャのGKブヌが好セーブ。

33分には再びセビージャにチャンスが訪れる。右サイドからのクロスのこぼれ球にクンデが合わせるも、マジョルカの守備陣がブロック。さらにそのこぼれ球に反応したテカティートがオーバーヘッドでゴールを狙うも、これもマジョルカの守備陣が体を張ってブロック。

前半はセビージャが70%を超えるボール支配率を記録するも、5ブロックを敷いてスペースを封じたマジョルカの守備陣を崩すことができず、0-0で試合を折り返す。

後半も前半と同様、セビージャがボールを支配する展開。セビージャはディレイニーやエンネシリを投入し攻撃の活性化を図る。

後半も先にチャンスを迎えたのはセビージャ。56分には中盤で得たフリーキックをジエゴ・カルロスが直接狙う。シュートは壁にあたり難しい軌道になるも、GKレイナが良い反応を見せゴールを割らせない。

64分にはマジョルカにチャンスが訪れる。左サイドからのオリバンのロングスローにムリキが頭で合わせるも、これはGKブヌが素早い反応でストップ。

その後もセビージャが試合を支配する中、マジョルカは久保やダニ・ロドリゲスをピッチに投入。しかしセビージャが押し込む展開は変わらない。

89分には右サイドからマルシャルが見事なトラップで抜け出し、GKとの1対1に。しかしここもマジョルカの守護神レイナがストップ。

終了間際の96分にはセビージャにこの試合最大の決定機が訪れる。右サイドからのテカティートのクロスにエンネシリがドンピシャで合わせるも、またまたGKレイナがスーパーセーブ。17試合ぶりに出場したベテランGKレイナが終了間際にチームを救った。

そのまま両チームスコアレスで試合は終了。マジョルカは最後まで粘り強く守りきり、敵地で勝ち点1を手にした。

終了間際にチームを救ったGKレイナ 【@RCD_Mallorca】

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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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