28試合ごとにタイトルを獲得!優勝請負人のスコット・ブラウンのキャリア

セルティックFC
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【©︎CelticFC 】

5月8日に引退を発表したレジェンド、スコット・ブラウン。彼のセルティックでのキャリアをおさらいしよう

多くのタイトルを獲得してきたセルティックのレジェンド、スコット・ブラウンが先日、選手引退を発表した。そこで今回、彼のキャリアを簡単に紹介しよう。

2007年にハイバーニアンからセルティックに移籍したスコット・ブラウン。彼がタイトル獲得を念頭に置いていたのなら、それは間違いなく正しい行動だったと言えるだろう。

当時22歳だった彼は、2006/07年のリーグカップ決勝でキルマーノックを5-1で破り、すぐにセルティックでの初タイトルを手にした。それは、彼がセルティックに移籍を決心をするほんの数ヶ月前のことであった。

この優勝を筆頭に、セルティックで22個のトロフィーを獲得したスコット・ブラウン。まさにパラダイスへの道を銀色(トロフィーの色)に染めたのだった。

そして2007/08シーズンで最初のリーグタイトルを獲得した後、セルティックの伝説のリーグ9連覇を経験するのである。

【©︎CelticFC 】

ブルニー(ブラウン)率いるセルティックは2008/09シーズンにレンジャーズに2-0で勝利してリーグカップを優勝。その後も、ダンディー・ユナイテッド戦(2014/15、2-0)、アバディーン戦(2016/17、3-0)、マザーウェル戦(2017/18、2-0)、アバディーン戦(2018/19、1-0)、レンジャーズ戦(2019/20、1-0)とリーグカップの決勝で勝利している。その決勝戦はいずれも無失点で抑えており、最後は4連覇の偉業を成し遂げた。

【©︎CelticFC 】

続いてはスコティッシュカップ。獲得した6つのメダルのうち、初の優勝は2010/11シーズンでマザーウェルとの決勝(3-0)。その後は、ハイバーニアン戦(2012/13、3-0)、アバディーン戦(2016/17、2-1)、マザーウェル戦(2017/18、2-0)、ハーツ戦(2018/19、2-1)、ハーツ戦(2019/20、3-3:PK4-3)で優勝を収めている。なおリーグカップ同様、最後は4連覇となった。

【©︎CelticFC 】

10のリーグタイトル、6つのスコティッシュカップ、6つのリーグカップ、以上が彼の獲得した22個のトロフィーである。その間「9連覇」や伝説の「4季連続3冠」という驚異的な偉業を成し遂げたわけである。

セルティックで620試合に出場し、22回の優勝を経験したスコット・ブラウン。驚くことに、28試合プレー毎にタイトルを獲得していたのだ!
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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