前田と古橋のゴールでハーツに4-1の逆転勝利|セルティック

セルティックFC
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【©︎CelticFC 】

日本人コンビの活躍でセルティックがリーグ優勝をほぼ確実に!

スコティッシュプレミアシップセカンドステージ第3節、セルティックはホームでハーツことハート・オブ・ミドロシアンと対戦。勝てば優勝が決定的となるこの試合で、ポステコグルー監督は古橋や前田を先発に起用した。

試合はいきなり動く。開始から3分、ハーツの選手が左サイドからクロスを上げると、中で構えていたエリス・シムズがボールを収めてボレーシュート。守護神ハートにはノーチャンスのシュートがネットに突き刺さる。

スタートダッシュに失敗したセルティックだったが、その後は試合を支配し始める。そして30分、カウンターからジョタが縦に突破すると、中に走り込んだ前田にグラウンダークロス。この決定機をしっかりと成功させた前田のゴールでセルティックがスコアを振り出しに戻した。ジョタの縦突破には古橋のおとりのランニングも関与しており、前田、古橋、ジョタの3トップの連携が光った瞬間だった。

続いて37分、右サイドのジョタがヘディングでボールをゴール前に折り返すと、古橋が相手との交錯を恐れない果敢なヘディングシュート。GKゴードンが懸命にボールをかき出すも、ボールはすでにゴールラインを割っており、セルティックの逆転ゴールが認められた。

【©︎CelticFC 】

前半のうちに見事逆転に成功したセルティックは、後半の主導権も渡さない。64分に古橋と前田がピッチを去った後も攻撃の手を緩めず、69分にオライリーの追加点、終盤にも古橋と代わって入ったギアクマキスがダメ押し弾を決め、終わってみると4-1の圧勝でホームのファンの期待に応えた。

残り試合は2試合で、2位レンジャーズとの勝ち点差は9(レンジャーズは残り3試合)だが、得失点差が22も離れており、現実的にセルティックのリーグ優勝はほぼ確定している状況となっている。なお、旗手は64分に途中出場、井手口はこの日のメンバーから外れている。

2022年 5月7日(土)

セルティック・パーク、グラスゴー

セルティック 4-1 ハート・オブ・ミドロシアン
(シムズ3 前田30 古橋37 オライリー69 ギアクマキス 90)

スコットランドリーグ
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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