終了間際のPKでジェノアに逆転負け

ユヴェントスFC
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【@JuventusFC】

ユヴェントスは6日の夜、ジェノアに1-2の逆転負けを喫した。後半開始直後にディバラのゴールで先制したがリードを広げるチャンスを活かせず、終盤にグズムンドソンに同点ゴールを許すと後半アディショナルタイムにクリッシトにPKで決勝ゴールを決められ、アウェイで勝ち点を手にすることはできなかった。

ジェノア守備陣を崩せず

ジェノアの熱烈なサポーターが詰めかけたスタディオ・ルイジ・フェッラーリスで、アッレグリ監督は18歳のミレッティを2試合連続で先発起用。前節2得点のボヌッチもスタメン入りする一方、大幅に入れ替えたフレッシュなメンバーで敵地での一戦に臨んだ。

まずは立ち上がりに右サイドのディバラからのクロスに走り込んだキーンが頭で合わせてゴールを狙うが、シュートは枠の上に外れる。その後もユーヴェはポゼッションで相手を上回りボールを動かすが、ホームチームの厚い守備を崩すことはできない。ハーフタイム前にはポルタノーヴァに強烈なロングシュートを許したものの、シュチェスニーがセーブし無失点で前半を終えた。

先制するも終盤に2失点

試合が動いたのは後半開始直後。ペナルティエリアのすぐ外でキーンからのパスを受けたディバラが素早く右足を振り抜くと、鋭いシュートがゴール右隅に突き刺さり待望の先制ゴールが生まれた。

ディバラはその20分後にも、再びペナルティエリア外から今度は左足でポストを叩くミドルシュートを放った。直後にはキーンも近距離からゴールを狙ったが、シリグの片手のセーブに阻まれた。さらに途中出場のアケがペナルティエリア内で倒されたPKを獲得したかと思われた場面も、VARの介入によりノーファウルの判定。チャンスは作りながらも追加点が遠かった。

すると87分、ジェノアのグズムンドソンに守備のほころびを突かれて同点ゴールを許してしまう。直後にラビオがボールを失いピンチを招いた場面は失点を免れたが、ユーヴェもカウンターからのビッグチャンスでキーンがシュートを外し勝ち越し点を奪うことはできない。そして試合終了間際、デ・シリオのファウルによりジェノアがPKを獲得、これをクリッシトが決めて終盤に劇的な展開を見せた試合に終止符を打った。

ジェノア 2-1 ユヴェントス

得点: 48' ディバラ (J)、87' グズムンドソン (G), 90'+6 クリッシト (G)

ジェノア
シリグ;ヘフティ、エスティゴーア、バーニ、クリッシト;ガルダメス (45' フレンドルップ)、バデリ;アミリ、メレゴーニ (59' エクバン)、ポルタノーヴァ (58' イェボア);デストロ (68' グズムンドソン).
監督: ブレシン

ユヴェントス
シュチェスニー;クアドラード (60' アレックス・サンドロ)、ボヌッチ、ルガーニ、デ・シリオ;ミレッティ (74' ベルナルデスキ)、アルトゥール (60' ザカリア)、ラビオ;ディバラ (80' アケ);ヴラホヴィッチ (74' モラタ)、キーン
サブ: ペリン、ピンソーリョ、キエッリーニ、デ・リフト
監督: アッレグリ
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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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