ケンタッキーダービーのレース傾向を分析!

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【レーティング1位のエピセンター【Photo by Courtesy of Churchill Downs】】

アメリカクラシック三冠の第1戦、ケンタッキーダービー。
1875年から毎年開催されているアメリカ競馬最大の競馬の祭典に、今年は日本からUAEダービーを制したクラウンプライドが出走を予定している。出走馬レーティング及び過去10年のデータより、ケンタッキーダービーのゲート番別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。

【JRA-VAN Ver. World】

JRAが4月29日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはアメリカのエピセンターで117、次いでゼンダンが116となっている。日本から出走するクラウンプライドは110となっている。

【JRA-VAN Ver. World】

最も勝利回数が多いのは15番ゲートの3回で勝率は30%。2020年の覇者オーセンティックも15番ゲートだった。次いで5番ゲート、7番ゲート、20番ゲートが勝率20%。13番より外のゲート番がやや勝利回数が多い傾向になっている。連対率、3着内率にまで広げると真ん中より内のゲートが好成績を収めている。
※2021年1着のメディーナスピリットはレース後に失格。2着のマンダルーンが繰り上がりで1着。
※フルゲート20頭。21番ゲートは補欠馬。

2020年の覇者オーセンティック 【Photo by Getty Images】

【JRA-VAN Ver. World】

過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満の馬が勝率・連対率・3着内率ともに最も高い。2015年はアメリカンファラオが3.8倍の1番人気に応えて勝利。単勝50倍以上の馬も優勝しており、2019年はカントリーハウスが66.6倍で優勝している。伏兵の馬にも注意が必要だ。
※2019年はJRA発売オッズ、他の年は現地オッズ。

2015年は後の三冠馬となるアメリカンファラオが1番人気に応えて優勝 【Photo by Getty Images】

【JRA-VAN Ver. World】

過去10年、1〜3着馬の前走レース別成績。サンタアニタダービーとフロリダダービーからの参戦が3回と最も多く勝利を挙げている。次いで、アーカンソーダービーが2勝で続いている。3着内の回数まで広げると、ブルーグラスステークスやルイジアナダービー組も好成績を挙げている。
※ブルーグラスステークス(米・G1)は2017年までG2。
※ウッドメモリアルステークス(米・G2)は2016年までG1。

好成績を挙げているサンタアニタダービー組。2018年のジャスティファイもその一頭 【Photo by Getty Images】

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。
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