アウグスブルクに4-1で勝利(ブンデスリーガ第32節)【1.FCケルン】

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

エースのモデストのドッペルパックの活躍によりケルンは4連勝!

 ブンデスリーガ第32節でケルンはアウグスブルクとアウェイで対戦。ケルンは3連勝と勢いに乗っているものの、前半戦ではアウグスブルクに0-2で敗れており、油断のならない相手だった。

 しかし蓋を開けてみると、試合は終始ケルンのペースで進む。前半13分、右サイドを駆け上がったベンノ・シュミッツが中央に素晴らしいクロスを送り込むと、それを19歳の若きヤン・ティールマンが冷静に流し込みケルンが早い時間に先制に成功する。

 さらにその直後の15分、右サイドのロングスローからティールマンがヘディングで中央に折り返すと、中でフリーで待っていたマーク・ウートが見事なボレーシュートでリードを2点に広げた。ケルンはとても効率的な攻撃で、序盤から試合の主導権を握る。

 後半になってからもケルンの勢いは落ちない。60分にペナルティエリア内に侵入したモデストがロベルト・グムニーのファウルを受けPKを獲得。これをモデストが決めてリードを3点差に。

 その後、アウクスブルクのフロリアン・ニーダーレヒナーが中央に抜け出し、ケルンのキーパーのマーヴィン・シュヴェーベをかわして押し込まれ1点を返されるが、ケルンはこれに全く動じる様子を見せない。

 77分にウートからモデストにパスが出ると、ケルンのトップスコアラーがボールを右隅に流し込んで試合を決定づける4点目を奪ってみせた。今シーズン19点目となるゴールを決めたモデストはアウェイで駆けつけたFCファンを歓喜の渦に巻き込んだ。

 このアウェーでの勝利でケルンはブンデスリーガ順位表の6位に躍り出た。残り2試合で夢の欧州大会への出場権を獲得できるか大きな注目が集まる。

ゴール
0-1 ケルン:ティールマン(12分)
0-2 ケルン:ウート(15分)
0-3 ケルン:モデスト(63分)(PK)
1-3 アウグスブルグ:ニーダーレヒナー(73分)
1-4 ケルン:モデスト(77分)
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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