京都新聞杯が行われる中京芝2200m戦の特徴とは?
【2021/5/8 中京11R 京都新聞杯(G2) 1着 10番 レッドジェネシス】
中京で行われた昨年の京都新聞杯の3着以内馬
■表1 【中京で行われた昨年の京都新聞杯の3着以内馬】
3着以内馬の前走成績を見ると、1着レッドジェネシス、3着マカオンドールは前走1勝クラス1着。レッドジェネシスは前走2400mからの距離短縮で勝利している。2着ルペルカーリアは前走毎日杯で好メンバー相手に4着と上位に入っていた。
中京芝2200m戦の前走からの距離増減別成績(2018年以降/2勝クラス以上)
■表2 【中京芝2200m戦の前走からの距離増減別成績(2018年以降/2勝クラス以上)】
前走同距離の2200m組も複勝率31.3%と優秀だ。対して、出走数が多い距離延長馬は勝率・連対率・複勝率いずれも最も低かった。
中京芝2200m戦の前走上がり順位別成績(2018年以降/2勝クラス以上)
■表3 【中京芝2200m戦の前走上がり順位別成績(2018年以降/2勝クラス以上)】
中京芝2200m戦の種牡馬別成績(2018年以降/2勝クラス以上)
■表4 【中京芝2200m戦の種牡馬別成績(2018年以降/2勝クラス以上)】
3勝をあげているエピファネイア産駒は勝率・連対率・複勝率いずれもディープインパクト産駒を上回っており、単勝回収率・複勝回収率いずれも100%を超えている。その他では出走数が多いハーツクライ産駒、キングカメハメハ産駒、ルーラーシップ産駒も複勝率ではディープインパクト産駒を上回っている。他では少ない出走数ながらワークフォース産駒が3戦2勝と好相性で、見逃せない。
中京芝2200m戦の馬体重別成績(2018年以降/2勝クラス以上)
■表5 【中京芝2200m戦の馬体重別成績(2018年以降/2勝クラス以上)】
対して、440kg未満の馬は1勝のみで、3着以内数も2回と少ない。
中京芝2200m戦の騎手別成績(2018年以降/2勝クラス以上)
■表6 【中京芝2200m戦の騎手別成績(2018年以降/2勝クラス以上)】
他ではM.デムーロ騎手は1勝のみだが、複勝率は福永騎手、川田騎手を上回る83.3%と非常に高い。デムーロ騎手が騎乗してくる場合はぜひチェックしておきたい。
文:ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。
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