前田が1アシストもグラスゴーダービーは1-1の引き分け

セルティックFC
チーム・協会

【©CelticFC】

前田のアシストで先制もレンジャーズとのダービー戦は1-1の引き分け

スコティッシュプレミアシップセカンドステージ第2節、セルティックはホームで宿敵レンジャーズと対戦。得失点差の関係から、勝てば優勝の可能性がほぼ決まるこのダービー戦で、ポステコグルー監督は古橋や前田、旗手を先発に起用した。

このグラスゴーダービーの結果が今季のリーグ優勝を左右するという大一番は、やはり両者体をぶつけ合う激しい展開に。試合序盤は落ち着かない展開が続くも、徐々にセルティックがボールを落ち着かせる場面が増えていく。

すると21分、左サイドでボールを受け取った前田が得意のスピードを活かしたドリブルで縦を突破すると、左足でクロスを配給。中に詰めたジョタがこのボールに合わせ、セルティックが先制する。

その後もショートカウンターから前田にゴールチャンスが訪れるも、ヘディングシュートは惜しくも枠を外れている。ホームのセルティックはその後も相手にゴールを許すことなく、前半を1点リードで折り返した。

先制点を決めたジョタ 【©CelticFC】

後半のペースを握ったのはアウェイのレンジャーズ。前半より一段階ギアを上げてプレスをかけてくる相手に対し、セルティックはなかなかボールを握ることができない。

それでも徐々にポゼッションの時間が増え始め、試合を優位に進めかけていた67分、ザンビア代表のファッション・サカラに一瞬の隙を突かれ、同点ゴールを許してしまう。

同点ゴール後も勢いを増していくのがレンジャーズ。試合終盤には左サイドを突破され、クロスから至近距離でシュートを打たれるピンチも、ここはジョー・ハートの好セーブで失点を逃れる。

その後も相手のサカラにGKとの1対1の場面が訪れるピンチも、ニアサイドへのシュートはポストに救われ、逆転ゴールは許さない。

そして試合はこのまま1-1で終了。大注目のグラスゴーダービーは引き分けに終わるも、セルティックはリーグ優勝にまた一歩前進した。

2022年 5月1日(日)

セルティック・パーク、グラスゴー

セルティック 1-1 レンジャーズ

(ジョタ21 サカラ67)

スコットランドリーグ
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント