ラ・リーガ・サンタンデール、第34節プレビュー

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今週末に行われるラ・リーガ・サンタンデール第34節では、早くも2021/22シーズンのチャンピオンが決まる可能性がある。2季ぶりのタイトル獲得に王手をかけた首位レアル・マドリーはホームでエスパニョールと対戦。他にも熾烈な2位争いを繰り広げる3チームの動向、バレンシアとレバンテによるダービーにも注目だ。

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今節の幕を開けるのは4月29日(金)に行われるセビージャ対カディスのアンダルシアダービー。2位争いを繰り広げるセビージャにとっても、降格圏と勝ち点1差のカディスにとっても重要な一戦だ。今節セビージャは負傷中のアントニー・マルシアルに加え、ラファ・ミルも出場停止。唯一のセンターFWとなったユゼフ・エンネシリは7ヶ月も無得点が続いているが、このタイミングで悪い流れを断ち切ることができれば、チームにとってこの上ない後押しとなるはずだ。

4試合が組まれている4月30日(土)の1戦目はアラベス対ビジャレアル。ビジャレアルは前節バレンシアとの州ダービーを制して2連勝を挙げたが、水曜のチャンピオンズリーグ準決勝では敵地でリバプールに0ー2で完敗。ホームの第2戦を直後に控える今節は心身共に難しいコンディションでの戦いを強いられる。一方のアラベスは前節マジョルカとの大一番に敗れ、残留圏との差が6ポイントに広がった。それでも残り5試合の中にはカディス、レバンテとの直接対決も含まれている。逆転残留の望みをつなぐためにも、何とかホームで勝ち点3を手にしたいところだ。

土曜の現地時間16時15分には、首位レアル・マドリーがサンティアゴ・ベルナベウでエスパニョールを迎え撃つ。レアル・マドリーが最後にホームの観衆の前で優勝を決めたのは2006/07シーズンで、以降4度の優勝はアウェー戦、もしくは無観客でのホームゲームで決まっている。引き分け以上でタイトルが決まる今節は、地元ファンと歓喜の瞬間を共有できる絶好のチャンス。前後にチャンピオンズリーグ準決勝の2試合を戦う厳しい日程ながら、選手たちはモチベーションに溢れているはずだ。

エンネシリは9月25日のエスパニョール戦を最後にゴールから遠ざかっている。今節は流れを変えるチャンスだ 【(C)LaLiga】

レアル・マドリーは前節オサスナを3ー1で下し、2季ぶりの優勝まで勝ち点1と肉薄した 【(C)LaLiga】

土曜の3戦目はバレンシア対レバンテ。バレンシアは先週末のコパデルレイ決勝でPK戦の末ベティスに惜敗。ラ・リーガ・サンタンデールでは無風地帯につけており、残る5試合はモチベーションの維持が難しくなるが、ダービーに限っては例外だ。しかも今季は敵地のダービーを4ー3で制しており、今節は史上初めて同シーズンでレバンテから2勝を挙げるチャンスとなる。

土曜の夜を締めくくるのはアスレティック・クルブ対アトレティコ・マドリー。元々兄弟クラブである両者は、近年何度も激戦を繰り広げてきた。その1つである1月のスーペルコパ準決勝では、アスレティックが終盤に2ゴールを挙げ2ー1で逆転勝利を収めている。前節グラナダと引き分け、2位争いで一歩後退したアトレティコにとっては是が非でも勝ち点3が欲しい一戦。敵地サンマメスでスーペルコパのリベンジを目指す。

昨年12月のダービーはカルロス・ソレールの2ゴールなどでバレンシアが4ー3で競り勝った 【(C)LaLiga】

前節グラナダ戦はスコアレスドロー。アトレティコはルイス・スアレスらFW陣の奮起に期待がかかる 【(C)LaLiga】

5月1日(日)も4試合が行われる。1戦目はエルチェ対オサスナ。前節ベティスを破って2連勝目を挙げ、降格圏との差を8ポイントに広げたエルチェは、今節勝てば実質的に残留が決まる。一方、残り6試合のタイミングで監督交代に踏み切ったグラナダは、アイトール・カランカ新監督の初陣でアトレティコと敵地で引き分ける健闘を見せた。それでもマジョルカの勝利により18位に転落しただけに、ホームでセルタと対戦する今節は新体制での初勝利を必要としている。

3戦目はラージョ・バジェカーノ対レアル・ソシエダ。ラージョは年明け以降、長期の不調に苦しんできたが、ここにきて敵地でエスパニョールとバルセロナを立て続けに撃破。一気に勝ち点40に達し、降格の恐怖を遠ざけることに成功した。大きなプレッシャーから解放された今節は、久々のホームゲームで難敵レアル・ソシエダに挑む。

グラナダのカランカ新監督はホームデビュー戦となる今節、就任後の初勝利を目指す 【(C)LaLiga】

ラージョは先週末、アルバロ・ガルシアのゴールを守りきり、カンプノウでバルセロナを撃破した 【(C)LaLiga】

バルセロナは先週末に行われた延期分の21節、そのラージョに痛恨の敗戦を喫した。カンプノウでの公式戦3連敗は史上初の失態であり、これ以上の取りこぼしは許されない。対するマジョルカもここ3試合で2勝を挙げたものの、いまだ降格圏とは2ポイント差。苦戦は必至ながら、全員守備で耐えながらワンチャンスを生かす戦略で金星を目指す。

今節のラストゲームは5月2日(月)、コパデルレイ優勝の興奮が冷めないベティスとヘタフェの一戦だ。コパ制覇により来季のヨーロッパリーグ出場権は確保したものの、5位につけるベティスにはチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性が残されている。前節アウェー初勝利を挙げたヘタフェはタフな相手であり、今一度気を引き締めて臨む必要があるだろう。

バルセロナはヨーロッパリーグと合わせ、カンプノウで泥沼の3連敗。1点が遠い試合が続く 【(C)LaLiga】

悲願のコパ制覇を果たしたベティス。トロフィーを掲げたホアキンは現役続行の意思を表明した 【© REAL BETIS BALOMPIÉ.】

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