終盤のキーンの決勝点でサッスオーロに勝利

ユヴェントスFC
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【@JuventusFC】

ユヴェントスは25日、サッスオーロを相手に苦しみながらも敵地で勝ち点3を手にした。先制を許した後の前半終了間際にディバラのゴールで追いつくと、後半も残り時間が少ない中で途中出場のキーンがゴールを決めて逆転に成功した。

前半はサッスオーロが優勢

クアドラードが怪我のため遠征に帯同せず、デ・リフトも状態が100%でないため出場を回避する中、アッレグリ監督はルガーニを先発起用した。コッパ・イタリアのフィオレンティーナ戦で機能した4枚の中盤は変わらず、前線ではディバラとモラタがコンビを組んだ。

前半はホームのサッスオーロが優位に試合を進め、チャンスを作る。まずは10分、ラスパドーリにペナルティエリアのすぐ外から右足でカーブを掛けたシュートを放たれるが、わずかにゴール右に外れて事なきを得た。その後もフラッテージやスカマッカがゴールを脅かされるものの、シュチェスニーのファインセーブもあり失点は免れた。しかし39分、素早いパスワークにより抜け出したラスパドーリに左足のシュートを突き刺されて、遂にホームチームに先制を許した。

それでもユーヴェはハーフタイム前に反撃に成功する。モラタが敵陣深い位置で奪ったボールがザカリアを経由してディバラに渡ると、背番号10がペナルティエリア内から放った強烈なシュートがゴールネットを揺らして同点に追いついた。

終盤に決勝点

後半最初のチャンスはユーヴェ。キックオフから3分後にモラタがコーナーキックに頭で合わせたが、素早い反応を見せたコンシーリにセーブされた。その1分後には逆にミュルドゥルのシュートをシュチェスニーがセーブし、キリアコプロスがペナルティエリアのすぐ外から放ったシュートは枠を外れた。

アッレグリ監督は67分にモラタに代えてキーンを投入、この交代策が終盤に的中する。試合終了間際の89分にアレックス・サンドロが頭で送ったボールをキーンがコントロールして前を向き、コンシーリの股を抜く鋭いシュートを突き刺した。前後半ともに終盤にゴールを決めて逆転に成功したチームは敵地で接戦を制して勝ち点3を獲得、セリエA4位の座を固めるだけでなく3位ナポリに勝ち点1差に接近した。

サッスオーロ 1-2 ユヴェントス
得点: 39' ラスパドーリ (S)、45' ディバラ (J)、89' キーン (J)

サッスオーロ
コンシーリ;ミュルドゥル、キリケシュ、アイハン、キリアコプロス;フラッテージ (88' M・エンヒキ)、マキシム・ロペス;ベラルディ (79' デフレル)、ラスパドーリ、トラオレ (79' ジュリチッチ);スカマッカ
監督: ディオニージ

ユヴェントス
シュチェスニー;デ・シリオ、ボヌッチ、ルガーニ (54' キエッリーニ)、アレックス・サンドロ;ベルナルデスキ (88' ミレッティ)、ザカリア、ダニーロ、ラビオ;ディバラ (55' ヴラホヴィッチ)、モラタ (67' キーン)
サブ: ピンソーリョ、ペリン、デ・リフト、ペッレグリーニ、ズエッリ
監督: アッレグリ
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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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