4月22日シンガポール大会の見どころ解説!女子ストロー級ムエタイ初代王座を賭けて17歳と24歳が激突

ONEチャンピオンシップ
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【ONE Championship】

 今週金曜4月22日、世界最大級の格闘技団体・ONEチャンピオンシップ株式会社(以下、ONE)はシンガポール・インドアスタジアムにて『ONE 156: Eersel vs.Sadikovic』を開催。本大会では、4名の日本人選手の参戦に加え、メインとコーメインには、キックボクシングとムエタイのタイトル戦が実施される。3月26日に開催された歴史的な10周年記念イベント『ONE X』に続き、今大会も激闘必至の名勝負が誕生すること間違いなしだ。

今大会に先立ち、注目カードの見どころを紹介。本記事では、コーメインイベントの女子ストロー級ムエタイ世界王座決定戦で対戦するスミラ・サンデル(スウェーデン)とジャッキー・ブンタン(米国)との一戦をフィーチャーする。


ムエタイ・女子ストロー級世界王座決定戦/スミラ・サンデル vs. ジャッキー・ブンタン

ムエタイ部門の女子ストロー級初代王座決定戦として、17歳のサンデルと24歳のブンタン、新鋭同士が激突する。

北欧スウェーデン出身のサンデルは現在タイの名門ムエタイジム、フェアテックスで汗を流す若き天才ファイター。17歳ながら既に32勝5敗1分(22KO)の戦績を持ち、今年2月にONEデビュー。アグレッシブな攻撃を爆発させ、ディアンドラ・マーティンを3R TKOで倒した。

対する米国出身のブンタンは、ONE女子アトム級キックボクシング王者のジャネット・トッドが所属するボクシング・ワークスのスター選手。昨年2月にONEに初参戦し、3戦無敗のパーフェクトレコードで快進撃を続けている。

サンデルが強い圧力をかけながら、ガンガンと前に出て止まらない攻撃を仕掛けるブルファイト型に対し、ブンタンはジャブ、前蹴り、左ミドルなど精度の高い攻撃で相手を崩し、チャンスとみるや、勝負を仕掛ける技巧派。

勝負の鍵は主導権争いをどちらが先に奪うか。サンデルがハイペースな試合のリズムで距離を潰し、試合をぐちゃぐちゃにかき混ぜながら、相手をKOする一撃を食らわせるか。ブンタンがジャブや前蹴りなどでサンデルのの出鼻を挫き、動きの止まったサンデルを流れるようなコンビネーションでねじ伏せるか。

ファイトスタイルの違いはあれど、両者共に、オープンフィンガーでの殴り合い、至近距離でのヒジ攻撃に全く怯むことない勇敢なハートの持ち主。
初代王者を決めるに相応しい、リスクを恐れず満身創痍になっても戦い続ける両者の激闘が見れること間違いなしだ。

17歳のサンデルはこの大一番で勝利すれば、ONE史上最年少の世界王者に。ブンタンが勝利すれば、“先輩”トッドに続き、2本目のONE世界王者のベルトをチームに持ち帰る事になる。

ONEムエタイ女子ストロー級の頂点に立つのはどちらだ。

本大会の『ONE 156: Eersel vs.Sadikovic』』は22日(金)18時から「ABEMA」の格闘チャンネルにて生中継される。
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シンガポール発、アジアで絶大な人気を誇る格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」! 世界トップクラスの選手や日本人注目選手の最新情報をお届けいたします。

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