2-1で最下位アラベスに辛勝【マジョルカ】

マジョルカ
チーム・協会

【@RCD_Mallorca_JP】

残留争いに貴重な勝ち点3を獲得

ラ・リーガ第33節。前節エルチェに0-3で敗れた18位マジョルカはホームに最下位のアラベスを迎え、2-1で辛勝。

残留圏脱出に向け是が非でも勝ち点3が欲しい両者の決戦は、開始早々から展開を見せる。

前半5分、アラベスがコーナーキックからゴールに迫る。こぼれ球に反応したルジュールのシュートはネットを揺らしたものの、オンフィールドレビューの結果、直前のプレーがハンドと判定されゴールとはならず。マジョルカは一命を取り留める。

試合が動いたのは直後の10分、左サイドからのフリーキックを逆サイドでマフェオが折り返し、それをアブドンが右足アウトで上手く合わせて先制。マジョルカは最高のスタートを切る。今季流れの中からの得点が少ないマジョルカ、この日も強みのセットプレーから得点が生まれた。

その後はアラベスがロングボールを多用した攻撃を展開し、ゲームを支配する。セカンドボールで競り勝ち、サイドからの攻撃で何度もチャンスを創出した。39分には、左サイドからのクロスにエスカランテが合わせるも、惜しくもバーの上。

押し込まれる時間が続くマジョルカは、中盤での組み立てがなかなか上手くいかず、前半は久保やサルバ・セビージャにボールが回ってくる回数が少なかった。

しかしこの日のマジョルカは少ないチャンスをモノにする。前半アディショナルタイム、ロングスローのこぼれ球を受けたムリキが相手を振り払って追加点。またもやセットプレーから得点を挙げる。マジョルカとしては良い時間帯に追加点を上げ、最高の形で前半終了の笛を迎える。

前半で2得点のアドバンテージが出来たマジョルカは、久保やセビージャを中心に徐々に中盤でボールを組み立てられるようになる。70分、中央でボールを受けた久保が絶妙なタイミングでムリキにスルーパス。中盤からの組み立てでチャンスメイクに至るも、これはオフサイド判定となってしまう。

アラベスは前半同様ロングボールを多用した攻撃を展開。74分、ついに前半から再三マジョルカゴールを脅かしてきたサイド攻撃が身を結ぶ。右サイドからルムが速いクロスを上げると、クリアを試みたライージョのヘディングがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで1点を返す。

その後は試合終了までアラベスがマジョルカゴールを脅かす展開が続くも、4-4-2の堅いブロックを敷いたマジョルカが辛くも逃げ切り、残留争いに貴重な勝ち点3を手にした。

【@RCD_Mallorca_JP】

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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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