東芝ブレイブルーパス東京リーグワン初年度の戦い(6)
【東芝ブレイブルーパス東京】
桑山聖生選手(FB)インタビュー「後方や外側から大きな声を出して、ディフェンスを引っ張っていきたい」
東芝ブレイブルーパス東京では、2022年3月よりSportsnaviでの公式情報配信を開始しました。少しずつではありますが、ラグビーに関心をお持ちの皆さまに情報を届けて参ります。
【東芝ブレイブルーパス東京】
A(桑山聖生).プレシーズンマッチからやってきたことを毎試合で発揮しようということで、シーズンに入りました。うまくいく時といかない時の差が出ることがまだ多いですが、うまくいっている時に、自分たちのラグビーで相手をしっかり圧倒できている点では、すごく良いシーズンを戦えていると思います。
Q.良い時と悪い時の差という課題はどのような部分
A.アタックでもディフェンスでも、自分たちのシステムに対して、自分たちのスキルやフィジカルがついてきている時は、良いゲームをして勝てるゲームができていると思います。しかし、そこに対してシステムに対してのスキルやフィジカルができていても、特に前半戦は反則に苦しんで、そういうところが多くなってくると自分たちのやりたいラグビーができなくなってしまいます。その結果、自分たちのやりたいゲームにはならなかったかなと思います。
【東芝ブレイブルーパス東京】
A.リザーブに入ることが多かったのですが、2試合リザーブに入って出られませんでした。自信がないわけではないので、個人的には率直に悔しいなと思います。出た試合では、練習してきたところ出せるプレーもありました。納得のいくプレーができているかと言わればそうではありませんが、自分の強みを出しながらプレーできているとは思います。
Q.リザーブとして出る時に意識していることは
A.まず、エネルギーを持っていくということはすごく意識しています。チームの流れが乗っていれば、自分も一緒に乗っていけば良いのですが、流れが良くない時にはリザーブから入るメンバーがインパクトを出していかなければいけません。そのようなことを一番に考えています。
【東芝ブレイブルーパス東京】
A.まず、チーム名が変わりましたね(笑)。変わったことはいろいろあるのですが、特に試合会場の雰囲気づくりはトップリーグの時とは違うと感じています。ホストゲームには僕らを応援してくれている人たちが多くいて、僕らを盛り上げるような演出も多くあります。また、ビジターのゲームでも、会場やチームによって演出の仕方が違って面白いと思いますね。
Q.ホストゲームで楽しみな瞬間は
A.けっこう見てしまうのは、旗士とかチアリーダーズですかね。楽しみにしています。「団旗持っている人、腕太!」とか思いながら見ていますね(笑)。
【東芝ブレイブルーパス東京】
A.トッド・ブラックアダーHCになってから3年目で、僕も3年目なのですが、個人的にディフェンスの部分が一番変わったかなと思います。昨年までディフェンスコーチというのがいなくて、今年からディフェンスコーチをとしてアリスター・ロジャースコーチが来ました。それによってシステムへの理解度がすごく上がりました。それをゲームで出せているというところが一番違うところかなと思います。
Q.システムが変わったということなのか?
A.個人的な部分ではあまり変わっていませんが、チームとして少しシステムは変わりました。全員のディフェンスのスキルが向上して、スキルが上がっていると思います。
【東芝ブレイブルーパス東京】
A.ラグビーのプレーに正解はないのですが、『結果的に正解』というプレーができる機会を増やしていきたいです。色々な選択肢がある中で、最善のプレーというものを選択していきたいと思います。
Q.最後に「俺のここを見ろ!」というポイントは
A.ボールキャリーに自信を持ってプレーしているので、アタックではそこの部分に注目してほしいなと思います。ディフェンスではFBやWTBに入ることが多いので、後方や外側から大きな声を出して、ディフェンスを引っ張っていきたいと思っています。そういうところに注目してほしいです。ファンの皆さんと一体となって、試合に勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!
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