敵地でカリアリに逆転勝ち

ユヴェントスFC
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【@JuventusFC】

試合終了15分前のヴラホヴィッチの決勝ゴールで、ユヴェントスは敵地でカリアリに2-1の逆転勝利を収めた。序盤にホームチームに先制を許したが、ハーフタイム直前にデ・リフトが同点ゴール。後半も反撃を続け、セリエAでアウェイゲーム9試合負けなしとなった。

前半のうちに同点

ユーヴェは前線のディバラとヴラホヴィッチを右サイドのクアドラードがサポートする布陣を敷き、中盤にはザカリアとラビオ、アルトゥールが起用された。試合最初のチャンスをゴールに結びつけたのは、ホームのカリアリだった。10分、中盤でボールを奪うと素早い攻撃を仕掛け、ジョアン・ペドロがゴールの隅にシュートを突き刺した。

そのシュートがカリアリの前半唯一のシュートとなり、残りの時間はユーヴェがスコアを振り出しに戻すべく攻撃を仕掛けた。まずはダニーロのクロスにザカリアが合わせたが、シュートはクラーニョがセーブ。ペッレグリーニがゴールネットを揺らし同点かと思われた場面も、VARがラビオのハンドを確認し得点は認められなかった。

それでもハーフタイム直前の前半アディショナルタイム、クアドラードの完璧なクロスをデ・リフトがヘディングで押し込み、同点に追いついて前半を終えることに成功した。

逆転完了

ユーヴェは逆転を目指し、後半も攻撃の手を緩めない。キックオフ直後にはキエッリーニがボールをゴールに押し込んだが、今度はオフサイドのためノーゴールと判定された。その2分後、キエッリーニからのパスを受けたディバラのシュートは惜しくもゴールの上に外れた。

ホームチームの堅いディフェンスに手を焼いたビアンコネリだったが、ヴラホヴィッチが危険なシュートを放ち得点を予感させる。そして75分、ディバラからのスルーパスを受けると相手DFと競り合いながらもクラーニョの守るゴールネットを揺らし、逆転ゴールを決めて見せた。ユーヴェのこの日19本目の枠内シュートが実を結んだ瞬間だった。

最後の15分間をしっかりと守り切ったチームは、敵地サルデーニャから勝ち点3を持ち帰ることに成功した。

カリアリ 1-2 ユヴェントス

得点者: 10' ジョアン・ペドロ (C), 45' デ・リフト (J), 75' ヴラホヴィッチ (J)

カリアリ
クラーニョ;アルターレ、ロヴァート、カルボーニ;ベッラノーヴァ、デイオラ (79' バルデ)マリン、ダウベルト (58' ログ)、リコヤニス (79' オベルト);ジョアン・ペドロ、パヴォレッティ (67' ペレイロ).
監督: マッツァーリ

ユヴェントス
シュチェスニー;ダニーロ、デ・リフト、キエッリーニ、ペッレグリーニ;クアドラード (85' ボヌッチ)、ザカリア、アルトゥール、ラビオ (68' ベルナルデスキ);ディバラ (80' キーン)、ヴラホヴィッチ
サブ: ペリン、ピンソーリョ、アレックス・サンドロ、ルガーニ、ミレッティ
監督: アッレグリ
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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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