ラ・リーガ・サンタンデール、第３１節プレビュー
足踏みが続く宿敵セビージャとは対照的に、５位ベティスは前節オサスナを４ー１で破り、上位との勝ち点４差を保った。残留圏のボーダーを形成する１７位カディスはホームで２連勝中。地元ファンの後押しを受け、必死の抵抗を見せることは間違いなく、激しいダービーとなりそうだ。
７位ビジャレアルは勝ち点１差の８位アスレティック・クルブをホームに迎え撃つ。ビジャレアルはチャンピオンズリーグでの躍進が続くが、ラ・リーガ・サンタンデールでは２連敗中。来季のヨーロッパ行きが遠ざかりつつあるのはアスレティックも同様であり、お互い是が非でも勝ち点３が欲しい一戦となる。
２戦目はエスパニョール対セルタ。勝ち点３６で並ぶ両者は終盤戦におけるモチベーションの維持が難しくなる反面、リスクを恐れず戦える利点もある。エルチェ対レアル・ソシエダは過去の統計上、引き分けが非常に多いカードだ。レアル・ソシエダが得点力不足に苦しむ現状を見ても、１点勝負となることが予想される。
今節を締めくくるのは４月１１日（月）に行われるラージョ・バジェカーノ対バレンシア。ラージョは前節グラナダ戦で２ゴールを先行しながら引き分けに持ち込まれた。年明け以降はいまだ未勝利で、降格圏が徐々に近づきつつある。前半戦は無敵を誇ったホームでも２０２２年は２分４敗。一刻も早く悪い流れを断ち切りたいところだ。
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