【UFC】6月にシンガポールでタイトルマッチ実現! UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカを開催

UFC
チーム・協会

【Zuffa LLC/UFC】

2022年3月29日発行
UFCプレスリリース

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シンガポール – 世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC(Ultimate Fighting Championship)は本日、ライオンシティの愛称で知られるシンガポールを舞台に歴史的なイベントを開催することを発表いたします。

現地および日本時間6月12日(日)に、シンガポール・インドア・スタジアムにて東南アジア初のペイ・パー・ビューイベント『UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカ』を開催いたします。また、東南アジアで初めてとなるタイトルマッチを予定しており、UFCライトヘビー級王者のグローバー・テイシェイラがランキング2位のイリー・プロハースカを迎え撃つ一戦に加えて、女子フライ級王者のワレンチナ・シェフチェンコとランキング5位のタイラ・サントスが王座をかけて対戦することになっています。

また、UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカはシンガポール政府観光局(STB)の支援を受けてUFCが同地で開催する4度目のイベントです。UFCはアジアでのライブイベント再開を計画するにあたり、プレミアムな国際イベントを成功させるにあたって重要な鍵となる安全衛生の実績とあらゆる構成要素に優れたインフラを有していることから、シンガポールをその地に選定いたしました。

UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカの開催により、シンガポールは東京、ロンドン、ニューヨークなど、これまでに複数のUFCイベントが行われてきた海外の主要都市と肩を並べます。東南アジアでペイ・パー・ビューイベントが開催されることは、東南アジアにおけるUFCの発展と総合格闘技の興行が世界的に目覚ましい成長を遂げていることを意味しています。

UFC会長のデイナ・ホワイトは「シンガポールで初めて開催するペイ・パー・ビュー(PPV)イベントを楽しみにしています。東南アジアの素晴らしいファンのために、最高のカードを用意するつもりです」とコメントを寄せました。

また、UFCアジア太平洋地域統括責任者を務めるケビン・チャンは「シンガポールは東南アジアで初めてPPVイベントを開催する都市となり、UFC 275は必ずやビッグイベントとなるでしょう! アジアの名だたるスターたちがトップレベルの対戦カードで対決し、盛りだくさんのファイトウイークは忘れられないものとなるはずです。シンガポールの活気と魅力を誇らしく示す今回の歴史的なイベントに際し、STBの支援に心より御礼申し上げます」と述べています。

さらに、シンガポール政府観光局のスポーツ健康部ディレクターのオン・リン・リー氏は「UFC 275はアジアで10年ぶりに開催されるUFCのナンバリングイベントであり、これが実現したことはスポーツ界にとってシンガポールがこの地域における主要な目的地であることを強調しています。シンガポールを訪れる外国人観光客が再び増加する中、生活においても、その目的地として、われわれの活気と魅力が高まるタイミングでもあると考えております」と話しました。

2014年、UFCはシンガポールで初イベントとなる『UFCファイトナイト:サフィジーヌ vs. イム』を開催し、その後、2017年には『UFCファイトナイト・シンガポール:ホルム vs. コヘイア』を、2018年には『UFCファイトナイト・シンガポール:セラーニ vs. エドワーズ』、2019年に『UFCファイトナイト:マイア vs. アスクレン』を開催してきました。UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカはUFCがシンガポールで開催する5回目のイベントとなります。

世界有数のライブエンターテインメント企業『AEG Presents(AEGプレゼンツ)』がUFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカの公式プロモーターに就任いたしました。

AEGアジア太平洋支社の代表取締役兼CEOのアダム・ウィルクス氏は「AEGはUFCと連携し、今回の重要なイベントをシンガポールで開催することになり、大変誇りに思っております。UFC 275は格闘技ファンや世界トップクラスのイベントを愛し、また、その開催を恋しく感じていた方々にとって素晴らしい体験となるはずです」と語っています。

UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ

競争が超激化しているライトヘビー級王者のグローバー・テイシェイラ(33勝7敗7分、ブラジル/ゴベルナドル・バラダレス出身、アメリカ・コネチカット州ベセル在住)が、UFC 267でヤン・ブラホビッチに第2ラウンドで一本勝ちし、王座を獲得して以来のオクタゴンに上がり、初めての防衛戦に挑みます。対するはタイトル初挑戦のイリー・プロハースカ(28勝3敗1分、チェコ・ホスチェラディツェ出身)です。プロハースカはUFCデビュー戦で当時ランキング7位につけていたヴォルカン・オーズデミアをノックアウトし、さらに続くランキング3位(当時)ドミニク・レイエスとの試合でもKO勝利を収めました。

UFC世界女子フライ級タイトルマッチ

女子パウンド・フォー・パウンドの頂点に君臨するUFC女子フライ級王者のワレンチナ・シェフチェンコ(22勝3敗、キリギス・ビシュケク出身)が7度目の防衛戦に挑み、8連勝の記録更新を狙います。そのシェフチェンコに挑むのはデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズのベテランでランキング5位につけるタイラ・サントス(19勝1敗、ブラジル/ジャラグァー・ド・スー出身)。4連勝を挙げて初めてのタイトル挑戦権を得ました。

その他の対戦カード(一部)

● 元UFCミドル級王者であるロバート・ウィテカー(23勝6敗、オーストラリア・シドニー出身)が、タイトル挑戦経験を持つマービン・ヴェットーリ(17勝5敗1分、イタリア・メッツォコローナ出身、アメリカ・カリフォルニア州ハンティントンビーチ在住)と対戦します。
● ミドル級マッチとして、ブレンダン・アレン(18勝5敗、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー出身)とジェイコブ・マルクーン(6勝1敗、オーストラリア・シドニー出身)が対戦します。
● 韓国のベテランファイター、カン・ギョンホ(17勝9敗1NC、韓国・釜山出身)がオクタゴン11戦目にして巻き返しを図り、バンタム級トップ15入りを狙ってデイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ出身のサイモン・オリベイラ(18勝4敗、ブラジル・サンタカタリーナ州バウネアーリオ・コンボリウー出身)と激突します。
その他の対戦カードは近日発表予定です。

UFC 275:テイシェイラ vs. プロハースカは現地時間6時(日本時間7時)にプレリム開始を予定しており、メインカードは現地10時(日本時間11時)に始まることになっています。
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