【PREVIEW】ベルギーリーグ第32節ベールスホット戦

シント=トロイデンVV
チーム・協会

【©︎STVV】

ゲンクを撃破したリンブルフ・ダービーから中6日。ホームにベールスホットを迎え、STVVはベルギーリーグ第32節に挑む。

ゲンクとの一戦では、林大地選手の今季6点目が決勝点となり、伊東純也選手を擁するゲンクの強力な攻撃陣をシャットアウトし、クリーンシートで、敵地でゲンクに0-1で勝ち切った。前節の勝利は、シント=トロイデン市全体で大きな盛り上がりを見せるなど、残り3試合となったレギュラーシーズンで1試合1試合勝ちを積み上げて、ヨーロッパカンファレンスリーグ出場権をかけた、プレーオフ2進出を目指すチームの一体感は増している。

対戦相手のベールスホットは、前節の敗戦で降格が決定し、今季は2度の監督交代を経験するなどタフな時期を過ごしている。戦力は整っているだけに、油断は禁物で、最近6試合で2失点しか許していない守備陣を中心に、今節も日本人2トップの林大地選手と原大智選手が今節も重要な役割を担うだろう。2人はブルース選手と並びチーム得点王(6得点)だけでなく、前線からの守備の献身性でもチームに欠かせない存在になりつつある。

怪我から復帰したコイタ選手(左)と香川選手(右) 【©︎STVV】

好調のSTVVは、無敗記録を2009年以来の7試合に伸ばせるチャンス。「ベールスホット戦の方が、ゲンク戦よりも難しい試合になるだろう。どの試合でも自分たちのベスト、それ以上を出し切る必要がある」(ホラーバッハ監督)、「チームの雰囲気は素晴らしいです。プレーオフに進出するにはここ1試合1試合勝ち切ることが大切だと思います」(橋岡選手)と監督、選手が話すように、チームは直近の1試合を大切にすることが重要になる。ここからさらに一致団結して一体感を持って最後まで突き進めるか。カナリアスの挑戦を最後まで見届けたい。
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