セレッソ大阪【J1リーグ第5節 C大阪vs札幌】リーグ戦の今季初勝利に続き、公式戦での今季ホーム初勝利を目指す重要な一戦

セレッソ大阪
チーム・協会

【CEREZO OSAKA】

前節の清水エスパルス戦から中6日、セレッソ大阪はホームに北海道コンサドーレ札幌を迎え、明治安田生命J1リーグ第5節に挑む。

前節、セレッソは待望のリーグ戦今季初勝利を収めた。前半終了間際、今季リーグ戦初先発を飾った山中亮輔のクロスがオウンゴールを誘って先制すると、後半、一度は同点に追い付かれたが、再び山中のクロスから奥埜博亮が決めてリード。さらに途中出場の上門知樹が自身J1初ゴールとなる3点目を決めて、勝負も決めた。

【CEREZO OSAKA】

前節の試合前、「リーグ戦においても、一つ結果が出れば、チームの成長スピードは加速し、現在の一体感がより強固になる」と話していたのは小菊昭雄監督だが、実際、今週の練習では「より強度が高く、集中力も高い中で、いいトレーニングができた」と指揮官も目を細める。そうした中、攻撃、守備ともに負傷者も続々と復帰しており、競争は一段と激しさを増している。今節に向けて、「どの選手がスタートで出て、どの選手が途中から出て試合を決める役割を担うのか。これから考えたい」と小菊監督も嬉しい悩みを抱えているが、明日はどの11人が先発のピッチに立つか、注目だ。

【CEREZO OSAKA】

対戦相手の札幌は、名将・ペトロヴィッチ監督体制5年目であり、その戦術は高いレベルで浸透している。両ワイドが高い位置を取り、5トップ気味に攻めて、中央でのコンビネーションも生かしてくる攻撃。オールコートでマンツーマン気味に人を捕まえに来るアグレッシブな守備。攻守両面でハッキリした特長を持つだけに、セレッソとしては、そうした相手にどのように対応していくかがカギになる。守備で我慢する時間帯も当然出てくるだろう。しっかりと相手の攻撃を跳ね返した中から、いかに相手のプレスをはがし、空いているスペースを攻略していけるか。チーム全体で同じ絵を描いて戦うことが重要だ。また、個々のバトルの局面で、競り負けない、走り負けないことも、試合を制する上では求められる。

【CEREZO OSAKA】

リーグ戦の今季初勝利を挙げた前節だが、試合終盤、清武弘嗣が負傷するアクシデントも発生。全治3〜4週間ということで、今節の欠場は確実となった中、「キヨの思いも背負って、これまでと変わらず、全員で1試合1試合、全力で戦っていくスタンスは続けていきたい」と小菊監督も話す。まさにチーム全員で清武の穴を埋め、キャプテンに勝利の報告を届けたい。ホームでの公式戦今季初勝利を飾り、さらなる勢いに乗っていきたい一戦だ。
(文=小田尚史)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

Jリーグ所属のセレッソ大阪の公式アカウントです。 クラブの最新ニュースやイベント、チケット、オフィシャルグッズなど様々な情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント