Talk up 1252「生理の大切さに気づいた指導者の話」配信中!

チーム・協会

【「Talk up 1252」#08】

こんにちは、スポーツを止めるな広報です。
先日1252プロジェクトは、スポーツと生理の新ガイド「1252 Playbook」をリリースしました。ぜひInstagramでチェックしてみてくださいね!

■ 生理を伝えやすい環境は、競技力にも繋がる

第八回目のゲストは元柔道日本代表の福見友子さん。
「生理の大切さに気づいた指導者の話」と題して、当社団理事・元競泳日本代表 伊藤華英とともに、指導者として過ごす現在までを振り返り、生理の大切さを語りました。
48kgという最軽量階級で活躍していた福見さんは、高校生の頃から過度な減量によるエネルギー不足もあり、無月経の状態が続いていました。
1に減量、2に技術やメンタル面、月経についてはその後の後……。
大学生になると学校の講義や全日本の講習会もあり、月経に関する情報は入っていました。
ですが、婦人科行こうという「一歩」が踏み出せず、初めて婦人科に行ったのは現役を終えてからのことでした。
「柔道家としての女性であって、女性としての柔道家ではなかった」
指導者となった今は、女性として柔道をやっていてよかったと思ってもらいたいと話します。
とはいえ、「生理は自分の弱みを見せること」と思いがちで、いくら相談しやすい先生が相手でも恥ずかしくて言いづらいもの。
そのような中で、選手の知識を高めようという動きや男性指導者の理解があるという最近の変化に、新鮮さとモチベーションの高まりを感じているそうです。
福見さんは「生理を伝えやすい環境は競技力にも繋がる」と言います。
女性として長生きできるようにという前提となる思いのもと、月経と減量の間で悩む人への考えの伝え方や指導方法、選手が安心して月経対策をとれる環境づくりには未来へのヒントがありました。
Talk up 1252では、今後も様々なトップアスリートを招いて、リアルな体験談や向き合い方など、楽しく発信をしていく予定です。
次回配信もお楽しみに!
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著者プロフィール

コロナを機に、競技を止めてしまう学生アスリートを一人でも食い止め、スポーツを通じて“未来”を創りたいと考えております。 デジタルを手段にして彼らが競技継続できるように進路支援やモチベーション向上支援を行い、また、その活動を通じて公平で透明な環境を整備致します。 「スポーツをやってきて良かった」という実感や「これからもスポーツを頑張っていきたい」という張り合いを創り、Nextステージで輝く自立した人財育成を目指します。

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