前田の先制弾でリヴィングストンに勝利|セルティックFC

セルティックFC
チーム・協会

【©CelticFC】

リヴィングストンに3-1で勝利し 首位をキープ

 スコティッシュプレミアシップ第30節、セルティックはアウェイでリヴィングストンと対戦。この試合では前田が先発出場し、旗手と井手口はベンチスタートとなった。前日に2位のレンジャーズが勝利したことで勝ち点が並ぶというプレッシャーの中、キックオフの笛が鳴る。

 14分、ペナルティーエリアでの前田のシュートが相手の手に当たりPKを獲得。キッカーを担当するユラノヴィッチがベンチのため、主将のマクレガーがPKを蹴るが、シュートは右サイドのポストに直撃し失敗。リードのチャンスを逃してしまう。

 この嫌な雰囲気を断ち切ったのは日本が誇るスピードスターだった。17分、右サイドのコーナーキックからクロスが上がると、スターフェルトがヘディングシュート。一度は相手GKに阻まれるも、こぼれ球を前田が頭で押し込みセルティックに貴重な先制点がもたらされる。前田にとってもリーグ戦5試合ぶりのゴールとなった。

 ボール支配率7割超えと圧倒した内容でハーフタイムを迎えたセルティックは、後半も早い時間帯でリヴィングストンのゴールを襲う。

ゴールを決めるフォレスト 【©CelticFC】

 46分、右サイドから低い弾道のセンタリングが上がると、相手がクリアの対処を誤りオウンゴール。スコアが0-2となったところで試合は慌ただしく動くこととなる。

 55分、フォレストが裏への抜け出しから今季初ゴールをマークすると、その僅か1分後、相手がロングスローの混戦からネットを揺らし、スコアは1-3。僅か10分の間で
3点が生まれるスリリングな展開となった。

 68分には左サイドのジョタのアーリークロスから前田がシュートを放つも、相手GKの好セーブに阻まれてこの日2点目とはならず。それでもアウェイのセルティックは2点のリードをしっかりと維持し、1-3で試合は終了した。

 ポステコグルー監督の通算50試合となったこの試合で見事勝利したセルティック。レンジャーズに勝ち点3の差をつけて、首位を維持している。なお前田は75分までの出場、旗手は83分から途中出場となった。

2022年 3月6日(日)

トニー・マカロニ・アリーナ、リヴィングストン

リヴィングストン 1-3 セルティック

(前田 17 OG 46 フォレスト 55 シンニー 56)

スコットランドリーグ
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント