アストン・ヴィラ|ヴィラ・パークでサウサンプトンを4-0で圧倒(プレミアリーグ第28節)

アストン・ヴィラFC
チーム・協会

【©︎AstonVillaFC】

アストン・ヴィラがホームで圧巻のパフォーマンスを披露しサウサンプトンに大勝

先週のブライトン戦で4試合ぶりの勝利を手にしたアストン・ヴィラは今シーズン好調なサウサンプトンをホームに迎えての一戦に臨んだ。

前半9分、ダニー・イングスからのパスを受け取ったオリー・ワトキンスが巧みなターン&フィニッシュでヴィラが先制に成功する。これで勢いに乗ったヴィラはその後も容赦ない攻撃を仕掛け、セインツゴールに迫り続けた。

先制点を決めたオリー・ワトキンス(写真右) 【©︎AstonVillaFC】

セインツのGKフレイザー・フォースターの度重なるスーパーセーブによって追加点を奪えずにいたヴィラだったが、ハーフタイム直前に欲しかった追加点を奪う。ディフェンダーのカラム・チャンバースが技ありの浮き球でセインツの裏のスペースに絶妙なボールを送ると、裏に飛び抜けたコウチーニョがダイレクトで中央に折り返し、待っていたドウグラス・ルイスが流し込んでリードを2点に広げた。

この日はコウチーニョが一人別次元のプレーを披露し、チームの攻撃を牽引した。2点目を奪った直後のロスタイムには、コウチーニョがワトキンスがヘディングでそらしたボールに反応してゴールキーパーとの1対1の場面を作り出したが、シュートは惜しくも枠外に外れてしまった。

ゴールを決めて抱擁するドウグラス・ルイスとアシストを記録したフィリペ・コウチーニョ 【©︎AstonVillaFC】

しかしコウチーニョの魔法は前半だけで終わりではなかった。後半開始早々、ゴール手前でイングスからボールを受けたコウチーニョは、ディフェンダー数人に囲まれながら、キックフェイントでタイミングを外し、スペースを作ってからの相手キーパーの脚の間をすり抜けるシュートを決め試合を決定づけた。さらに54分にはマティ・キャッシュのカットバックをダニー・イングスが冷静に決め、リードを大量4点差に広げた。

3点目のゴールを決めたコウチーニョ(写真中央) 【©︎AstonVillaFC】

その後はセインツに押し込まれる場面が増えたものの、キーパーのマルティネスのスーパーセーブのおかげもありヴィラが2試合連続でクリーンシートを達成した。

4-0で試合を終え、内容と結果ともにパフォーマンスにふさわしい試合となった。連勝を飾ったヴィラは現在勝ち点33を積み重ねており、次節は木曜日にアウェイでリーズ・ユナイテッドと対戦する。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント