今シーズン初のナイターゲーム、寒さを吹き飛ばすような熱いプレーで勝利をもぎ取る。

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

チーム内に新型コロナウイルス感染症陽性判定者が発生したことを受け、第6節トヨタヴェルブリッツ戦、第7節NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦の開催が中止となった。バイウィークもあったことから、3週間ぶりの実戦だ。3月4日(金)、東京・秩父宮ラグビー場で対戦するのは、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに勝ち点2差で2位につける東京サンゴリアス(東京SG)。今シーズンに加入し、話題をさらったニュージーランド代表のFBダミアン・マッケンジー選手、オーストラリア代表のFW第3列ショーン・マクマーン選手、CTBサム・ケレビ選手、さらに日本人選手も多数の代表キャップホルダーが顔をそろえる。難しい相手であることは間違いないが、コベルコ神戸スティーラーズは全力でぶつかり勝利をもぎ取ると誓う。2試合の不戦敗も重なり、「もうこれ以上負けられない!」と気合いが入る試合メンバーたちのコメントをお届けする。
(※選手写真は、撮影時のみマスクを外しています)
LO小瀧尚弘選手
コロナ陽性者が出たことにより、チーム練習ができない期間がありましたが、その間も各自走ったり、ウエイトトレーニングをしたりしていました。ただ、ボールを使った練習ができなかったので、今週はコンビネーションやコンタクトに特化した練習を積み、チームは良い状態で、東京S戦を迎えることができます。個人的には、昨シーズンまで東芝ブレイブルーパス東京に在籍していたので、同じ府中市を拠点とするチームである東京SGは気持ちが燃える相手です。その気持ちは今も変わりません。もちろん、東京SGは、簡単に勝たせてくれるチームではありませんので、80分間、仲間のためにハードワークし続けて、すべてを出し切って勝利できるよう頑張ります。

第4節埼玉W戦以降、スタメンで出場する小瀧選手。「タックルにいって、サポートして、愚直なプレーを80分間やり続けて、チームの勝利に貢献したい」と意気込む。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL前田剛選手
初めてスタメンに入った第6節トヨタV戦の時は、練習から緊張していましたし、気合いが入り過ぎていました。試合が中止になったことは残念でしたが、気持ちを切り替えることができ、今回は良い精神状態で試合に臨むことができると思います。東京SGは、No.8のショーン・マクマーン選手を筆頭にコンタクトが激しく強力なFWがいます。気持ちの面で引かずに、フィジカルバトルで負けないようにしたいと思います。僕の持ち味は、フィジカルの強さですので、ボールキャリー、タックル、ジャッカルという自分の強みを存分に発揮し、勝利に貢献したいと思います。激しいコンタクトプレーを楽しみにしていてください!

リーグワン初先発が延び、「第6節のメンバー発表の後、高校大学の同期や先輩後輩からたくさんのメールをもらったので、中止になって申し訳ない気持ちがありました」と話す。その思いをこの試合でぶつける! 【コベルコ神戸スティーラーズ】

SH日和佐篤選手(ゲームキャプテン)
日曜日からチーム練習が再開され、マスクをつけてトレーニングしています。もちろん、苦しさはありますが、科学的な根拠は分かりませんがフィットネスの強化につながるのではとプラスに捉え、短い時間でしたが良い準備ができました。コロナ感染者が出たことで2試合不戦敗になり、「もう後がない」と覚悟を持って試合に臨みます。東京SGは良い流れでアタックをはじめると止めることが難しいチームです。相手のキーマンをしっかり止めて、思うようなアタックをさせないようにしなければなりません。また、逆に神戸が攻める時間を増やして、得点していきたい。ナイターゲームとなりますが、寒さを吹き飛ばすような熱い試合をしたいと思います。

古巣との対戦を前に「いつもと変わりませんね。ただ東京SGには友達が多いというくらいで」と笑う日和佐選手。ベテランらしく冷静沈着な判断とテンポの良い球さばきでゲームを組み立てる。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FB山中亮平選手
第4節埼玉W戦で負傷してしまい、約1ヶ月ぶりの試合になります。リハビリ期間中も、走ったり、ウエイトトレーニングをしたりしていたので、コンディションは問題ありません。むしろ、良いくらいです!チームについては、良くなってきたと思ったら試合が中止になってしまって…。なかなか波に乗り切れないという状況です。今節で対戦する東京SGは、どこからでも攻撃を仕掛けてきて、キックもうまく使ってきます。勢いに乗るととてもやっかいなチームなので、そうさせないためにも、サム・ケレビ選手をはじめとするキーマンをしっかり止めていきたい。今週、チームとしてできることはすべてやってきました。言い訳をせず、自分たちの持っている力をすべて出し切って、東京SGに勝利したい。今度こそ波に乗っていけるようにしたいと思います。

大分合宿でのプレシーズンマッチは出場機会がなかったため、「個人的には久しぶりの東京SGとの対戦です。楽しみですし、勝ち切りたい!」と力を込める山中選手。思い切りの良いプレーでチームに勝利を呼び込む。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント